[BlueSky:06701] 10月20日 NHK「どうしますか?私たちの主食」を放送


[From] "Y.Kuzunuki" [Date] Thu, 18 Oct 2007 08:53:59 +0900

こんにちは、葛貫です。
暑く長かった夏が去り、実りの秋がやって参りました。
皆様は日常の中で、どのような作物の実りを実感していらっしゃいますか?

バイオエタノールの転用が本格的になり、食料・人口・環境の三つ巴の問題が
より複雑になってきそうで気になっていました。NHKで下記の番組が放送され
るようです(以下、NHKのサイトから引用)。
皆様は、どのように考え、どうしていったらよいと思われますか?

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地域発!どうする日本
「食と農業をつないでいくためには」(仮)
10月19日 午後7:30〜8:43 (生放送)

地域が直面する課題を見つめ、その解決策を探る、「地域発!どうする日本」。
今回は私たちの食卓を支える農業を見つめる。食糧自給率がついに40%を割り
込んだ日本。足下の農業、そして農村は厳しい現実に直面している。米の価格
の下落、そして、輸入食品の増加。農家の収入が減少するなか、日本の農業は
急速な高齢化と後継者不足に悩んでいる。その結果、耕作が放棄された田畑が
増え続けている。大規模な稲作経営が行われている北海道でも担い手不足が深
刻。より条件が悪い中山間地では離農者が相次ぎ、集落の機能維持も難しくな
っている。農業の衰退は地域社会の衰退につながりかねない。日本の農業を再
生するにはどうすればいいのか。そのヒントは地方にあった。キーワードは発
想の転換。勘にたよらずIT技術を駆使し、データを利用した野菜作り。「お
客様好み」に徹したトマト作り。地域が一体となり高価格の米を買い支える温
泉街の試み。そして、ゆずの加工で復活した農村の姿も紹介する。番組では各
地と中継をつないで、地域で奮闘する人たちの生の声も交え、この国の食と農
業の未来を探っていく。


日本の、これから
「どうしますか?私たちの主食」(仮)
10月20日 午後7:30〜10:29 (午後8:45〜9:00中断あり)

戦後、急速に変化した日本人の食生活。以前は高嶺の華だった牛肉やマツタケ
が、スーパーに溢れる。そうした豊かな「食」を支えているのは輸入品だ。外
食産業や「中食」と呼ばれるコンビニの惣菜にも安価な輸入品が使われ、我々
のライフスタイルを支えている。 その結果、食料自給率は現在39%と先進国
の中では最低の水準。こうした中、世界有数の食料生産国オーストラリアとの
FTA(自由貿易協定)交渉が始まっている。互いに輸入品の関税を無くし、貿
易を活性化することを目的としたFTAを進めるべきかどうか、議論が大きく分
かれている。
 進めるべし」とするのは経済界。工業製品を輸出するには、相手国の関税が
低いほど有利。厳しい国際競争を勝ち抜くには、一刻も早く多くの国とFTAを
締結しようという考えだ。それに対し「慎重であるべき」とするのは農水省や
JA。関税が撤廃されれば、一気に海外の農産物が流入。自給率は12%まで下落
し、農地の 60%が消滅するといった試算を行い警鐘を鳴らしている。
最近、バイオエタノールへの転用による穀物価格の急騰など、食料を海外に依
存することの危険性が指摘されている。その一方で、国内のコメ農家は「コメ
余り」によって生産者米価が下落。既に離農が相次いでいる。番組では、スタ
ジオに消費者や生産者、「食」に関する専門家50人を招き、日本の食のあり方
について生放送で徹底討論する。
[番組ホームページ] http://www.nhk.or.jp/korekara/

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おまけ:
「10月21日夜が観測チャンス=オリオン座流星群−国立天文台」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071016-00000042-jij-soci
毎年10月中・下旬に出現するオリオン座流星群が、今年は例年の1時間当たり
10〜20個より少し多めに見られそうだ。国立天文台によると、天候が良ければ、
21日午後10時ごろから22日午前5時ごろまでが観測のチャンスという。 




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