[BlueSky:06657] ふたご座流星群など


[From] Minato Nakazawa [Date] Wed, 13 Dec 2006 18:52:20 +0900

青空MLの皆さん:
ご無沙汰しています。中澤@長野市です。

11月に葛貫さんwrote:
> 今週末、しし座流星群が出現するんですね。
残念ながらこのときは観察できませんでしたが,今夜と明日の夜には
ふたご座流星群が見えるらしいです。国立天文台で「ふたご座流星群
を眺めようキャンペーン」をやっています。最近,帰宅が終電ばかり
なんで,帰宅後すぐに家に入らないで15分くらい夜空を眺めようかと
思っています。
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20061213/index.html

ついでに,明日とか明後日にも採決とか言われている教育基本法の
改訂について,公聴会の公述人や参考人として呼ばれた方々が
徹底審議を求めるアピールをしていることを知りました。ぼくは
改訂案のうち,とくに16条が教育の死だと思うので改訂に大反対
ですが,公聴会に呼ばれた方々も同じ気持ちなんだなあと心強く
思いました。その反面,もしこうした動きがあるにもかかわらず
ろくに議論もなく法案が通ってしまうとしたら,国会が立法府と
しての役目を果たしていないことに暗い気持ちになりますが。
上記徹底審議を求めるアピールについて,記者会見をしたのに
大マスコミはほとんどスルーのようですが,JANJANの記事が
すばらしいので読んでみてください。
http://www.janjan.jp/government/0612/0612136374/1.php

さらについでに余談ですが(っていうか,このMLに投げるネタと
してはこっちが本筋か?),Al Goreの"An Inconvenient Truth"
が映画として1月に公開されるらしいので,原著をAmazonで
約2000円で買ったのですが,ざっと読んで,これをどうやって
映画にしたんだろうと不思議に思っていたところ,
今週の週刊アスキーの「ハッコウ人のお仕事」によると,
ゴア氏がほとんど一人で登場して地球温暖化についての
講演をするという内容だそうです。なるほど。
本書はアポロから撮った地球の写真で始まり,世界各地が温暖化
していることを示す写真がこれでもかこれでもかと出てくるので,
映画館で見たらエコフォビアになってしまいそうな気もします。
原著277ページでゴア氏が"And We Can"といって解決策として
提示しているのが,白熱電球の代わりに使う小型蛍光管,燃料
電池ハイブリッドバス,太陽光発電パネル,屋上緑化,水素燃料
電池で動く電気自動車,ハイブリッド車,地熱発電,風力発電
といった(わりとありふれた)ところなのが限界かなあと思ったり
しますが,でも京都議定書は132カ国が批准したのに先進国の中では
オーストラリアと米国だけ批准していない! と自己批判するあたり
好感がもてます。民主党政権になると米国は京都議定書を批准する
んでしょうか。
最後の方には,以前紹介したエコポイントチェックみたいな,
家庭でのエネルギー節約とか少量消費しようといった具体的提案が
書かれていました。ここも映画に出てくるのか興味津々です。

ではまた。
Minato Nakazawa
Gunma University Graduate School of Medicine
http://phi.med.gunma-u.ac.jp/



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