[BlueSky:06539] Re: 環境教育 と認知的柔軟 性理論


[From] jce00700@nifty.ne.jp [Date] Wed, 5 Oct 2005 19:03:23 +0900

和尚です。
言いたかったことが少なくともお一人には伝わった様ですので
今回はこれくらいにします。


>抄録をつくる方の頭の中は、単純化どころか、一つのキーワードを
>つまみ上げると、網状にゾロリといろいろなものが引き上げられて
>くる感じです。
>どういう次元軸を作っていくかは、利用者のセンスと力量次第です。

これは将に以下の認知的柔軟性理論を実践しているわけですね。
・知識のネットワーク状の相互関係を理解することに重点を置くこと。
・孤立した知識ではなく、変化可能な関係性を学ぶこと。
お見それしました。

>組織ができて慣性のようなものを持ってしまうと、チェックして、
>軌道修正をすることは難しくなってしまうのでしょうか。良いこと
>をしたい人はいっぱいいるのに、もったいないですね。

組織云々ではないように思います。
人は自分が良いことをしていると思い始めると、物が観えず、声も
聴こえなくなるのではないでしょうか。広告やマスメディアが最も
得意とすることは、「明快な善」と言う法悦を見る物に与えること
なのですよ。

>「形に表れた奥底を観、言葉に語られた裏側を聴く」ことができる
>人は、手入れ上手なのでしょうね。

結局、そこに立って、実際に経験する。これが一番!そして深く静
かに考える。考えると言うことは、自分の外部に自分を置き、その
行いや考えが悪ではないかと、形として表れた結果の奥底に目を凝
らし、人や自然の言葉の裏側に真摯に耳を傾けると言うことです。

そのはじめの初めの一歩としてネットや仮想の世界も捨てたモンじゃ
ないと言うことですかね・・・・

ではまた、何処かで
和尚


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