こんにちは、葛貫です。
今日は、子供と相模川のワンドに行ってきました。
生い茂った夏草をかき分け、辿りついたワンドには、水草が白い小
さな花を咲かせ、小さな魚が群れを作って泳ぎ、おたまじゃくしが
ぷわぷわっと泳いでいました。4種類ほどのトンボが水面に尻尾を
ぴこぴこつけて卵を産み付けていました。ツバメ、ダイサギ、オオ
ヨシキリ、アオサギ、等の鳥の姿も見ることができました。
すごく、いろいろな生き物がいるんですね。
麦藁帽子をかぶって、釣り糸を垂れていたのは、トム・ソーヤや、
ハックルベリー・フィンのような男の子2人、ではなく、川の生き
物について、楽しげにおしゃべりしているおじいさん2人でした。
すぐ近くで試合に熱中しているリトルリーグの少年たちは、川辺に
出て、水面をのぞき込むことなく、帰って行くのでしょうね。
山口さん wrote:
> 産卵回遊に出戻る親がどのくらい残っているのか、知りたいものです。
> 親が減れば子供も少なくなるはずですが、その部分の評価はどうなっているか、
> その情報を踏まえて変動(シラスの減少)を評価しているのでしょうか。
>
> 日本で放流されたヨーロッパウナギがそろそろ成魚になる時期ですから、
> これが太平洋で繁殖回遊にに参加できるかどうか、誰か調べているのかしら。
各都道府県で実施している遡上ウナギの調査結果は時々、見かけま
すが、海へ下るウナギに関する調査は、読んだのかもしれませんが、
覚えていなくて、スミマセン。遡上ウナギにヨーロッパウナギが混
ざっていたら、放流ウナギが繁殖回遊に参加したということになる
のでしょうか? 外部形態では判別が難しくても、DNA鑑定で簡
易に識別できるようになったので、これからデータがそろい始める
でしょうか。気をつけてチェクしておきます。(山口さんの方が、
絶対に情報の入手が、早いと思いますが(^^;。)
> とにかくニホンウナギは絶滅危惧種の仲間入りが目前ではないかな。
義父が子供の頃(50年程前)は、家の近くの川に竹で作った仕掛け
を沈めておくと、翌朝、ウナギがかかっていて、自分で捌いて食べ
たものさ、という話をしていたことを、今日、川に行って思い出し
ました。乱獲、河川や海の環境の変化、いろいろ原因が考えられる
のでしょうね。
須賀さん、お久しぶりです。
八ヶ岳、いかがでしたか?
苔むしたふかふかの林床に、ひっそりと咲くリンネソウ、懐かしく
思い出しました。夏休みは、混雑するのでしょうね(^^;。
> これはなかなかむずかしい問題ですね。無農薬の露地栽培のトマト
> はとてもおいしいですよね。旬のものをそうしたかたちで味わう、と
> いう方向に消費者の選択がシフトすれば、この状況のなりゆきも少し
> かわっていくのでしょうか。
以前、このMLでではないのですが、「1ヘクタールの畑は何人を養
っているか?」ということが話題になったことがあったのですが、
自分が食べているものが、どんなものと関連しながら、どうやって
作られてきたものか、トマトひとつとっても、よく知らないんだな、
と、最近よく思います。そういったことを、知りながら、選択して
いきたいな、と思っています。
> これはなかなかすごいニュースですね。アピの方は、学会や公開の
> シンポジウムなどにも参加されて、セイヨウオオマルハナバチの
> 生態影響を危惧されるサイドの研究者などとも議論をかわして
> こられたようです。
叩くだけではなく、情報を公開しつつ、実務的によりよい農業との
関係を模索している会社を、きちんと社会的に評価する、そういう
姿勢が消費者にでてくると、変わってくるのかもしれませんね。
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