こんにちは、葛貫です。
佐藤さん wrote:
> http://www.hidenka.net/
> 非電化工房は
> 以前、このMLで 紹介されましたか どうでしたか
佐藤さん、面白いサイトの紹介、ありがとうございます。
この中のいくつかの記事、新聞等で見た記憶があります。
藤村靖之著『さあ、発明家の出番です!』という本も面白そうですね。
ちょうど今日、聴講した高校の授業で、環境省が地球温暖化防止の普及
活動の一環として製作した環境学習DVD「Amigos del Sol-太陽の友達-
やまだひさしが挑戦した自然エネルギーの可能性」を見てきました。
その中で、ニューメキシコのタオスで、タイヤ、空き瓶、空き缶等の
廃物を利用して家を建て、太陽光で発電をしたり温水を作ったり、風力
で発電をしたりして、エネルギー自足型の生活を営む《Earthship》と
いうコミュニティーが紹介されていました。水は雨水を使い、排水は家
の中に植えられている下水は植物に撒いてやるようです。
あの環境では食物の自給自足はできそうもありませんが、自分の家の電
気は自分のところで作るので、電気の無駄遣いはしないけれど、電化製品
については修行僧的な(?)我慢はしないで、普通に使う生活をしてい
るようです。発電できないときは、停電ということであきらめるみたい。
効率の良い蓄電池ってないんでしょうか。
光をさえぎるものがない砂漠の中に散在ている家と、立ち並ぶ高層建築
での暮らしでは、一人当たり利用できる太陽エネルギー、風のエネルギ
ーはずいぶん違うだろうし、標高が高く、日本に比べて気温・湿度とも
に低く、どちらかというと暖を取ることが主眼になりそうなタオスと、
高温多湿の夏季に冷やしたり除湿をしたりするために電力消費のピーク
が見られる日本と比較しても仕方ない。停電したら社会的な問題にな
ってしまうだろうし・・・。自然エネルギーによる発電量を増やし、電化
製品の代わりになるようなものを発明するのがいいのかもしれませんね。
Earthshipの中心人物は建築家だそうで、廃物で作った家が、実用的で
ありながら、とてもおしゃれだったのが、印象に残りました。
倉本聰さんの「北の国から」に廃棄物を利用して建てた「拾ってきた家」
というのがでてきましたが、あれも、遊び心があっておしゃれだったな
と思い出しました。
そういえば、伝統的な日本家屋には、日本の風土に合った省エネ型で
美しいものがありましたよね。って、また話がそれてしまいました(^^;。
ではではm(_ _)m。
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