[BlueSky:06391] <参加無料>円山川の自然再生フォーラムのお知らせ


[From] "shimazaki-inoue" [Date] Fri, 4 Feb 2005 20:10:25 +0900

blueskyの皆様
(別のMLで情報を受け取っている方、重複申し訳ありません。)

はじめまして、島崎と申します。
応用生態工学会という学会で事務局長をやっています。
早速ですが、農業、特に水田の環境に深い関わりのある
イベントのお知らせをさせていただきます。

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円山川の自然再生フォーラム
「トキとコウノトリ、野生復帰への挑戦」のお知らせです。

申し込み締め切りまで1週間を切りましたが、
会場にはまだ余裕があります。
参加費無料です。
皆様のご参加をお待ちしています。


◆日時:2005年2月17日(木) 10:30-16:00(開場10:00)
◆場所:兵庫県立人と自然の博物館 ホロンピアホール
     (兵庫県三田市神戸電鉄フラワータウン駅すぐ)
    http://www.nat-museum.sanda.hyogo.jp/top/director.html
◆参加無料

◆開催主旨
トキとコウノトリはいずれも湿地を主たる生息場所とする鳥類であり,
かつては日本国内で繁殖していたものが,数十年前に野生絶滅して
しまいました.しかし,その後の中国およびロシアからの個体の受け入れと,
飼育下での繁殖の成功により,現在では野生復帰を計画できる段階に
至りました.特にコウノトリは2005年の秋に飼育個体の試験放鳥が予定されており,
それにむけて着々と準備が進んでいます.その一方,昨年10月の台風23号により,
野生復帰地である円山川流域は大きな被害を受け,計画は新たな課題をつきつけ
られています.

野生復帰の成功には,彼らが主食とする水生動物とその生息場所である湿地の回復,
そして治水との両立という生態学的あるいは土木工学的課題だけでなく,
地域住民による受け入れを励起する社会・経済学的な課題をクリアーする必要があります.
本シンポジウムでは,トキとコウノトリを含めた湿地の鳥類の保全・再生に取り組んでいる
研究者とともに,行政の立場からこれらを支援している方に講演をしていただき,
トキとコウノトリの野生復帰を成功させるために必要な装置・とりくみについて考え・論議する
機会をつくりたいと考えています.

応用生態工学会ホームページにも詳細の案内と申込先を掲載しています。
 → http://www.ecesj.com/events/2004/050217tokikou/forum_nocopy/index.html

◆プログラム
10:30-10:45 はじめに「水辺の鳥類にとっての河川と水田」
 江崎保男(兵庫県立大学教授/兵庫県立人と自然の博物館研究部長)
10:45-11:25 講演1「トキの野生復帰に向けての現状と課題」
 三浦慎悟(新潟大学教授)
11:25-12:05 講演2「コウノトリを野生復帰する意味−荒ぶる自然とも折り合いをつける」
 池田啓(兵庫県立大学教授/兵庫県立コウノトリの郷公園研究部長)
13:30-14:10 講演3「水田生態系の多様性を高め、水鳥の生息環境を復元する
手法としての『ふゆ・みず・たんぼ』」
 呉地正行(日本雁を保護する会会長)
14:10-14:50 講演4「自然との共生〜災害対策と自然再生〜」
 豊口佳之(国土交通省近畿地方整備局河川部河川環境課長)
15:00-16:00 総合討論

●問い合わせ・申込先
円山川の自然再生フォーラム事務局(MC&P自然再生フォーラム係)
TEL 0120-060-399
FAX 06-4706-3323
e-mail kawaomoi@pub.mcp.co.jp
申込には氏名、氏名フリガナ、所属、連絡先(郵便番号、住所、TEL、FAX、e-mailアドレス)
を記してください。

締め切り 2月10日(木)



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