[BlueSky:06386] Re: 科学カフェ & リスクコミュニケーション


[From] "Y. Kuzunuki" [Date] Wed, 26 Jan 2005 15:35:29 +0900

こんにちは、葛貫です。

葛貫wrote:
> 須賀さんが紹介して下さった科学カフェの記事を読みながら、
> リアルワールドでカフェに集まり、相手の表情、場の雰囲気を読み
> 取りながら、話を進めることで、話し手と聞き手との協同作業の場、
> 「科学の陳列窓」ではない科学カフェが育っていくのだろうな、と
> 思いました。時と場を共有することが難しい場合、その時、その場
> に出向いていけない人にも参加してもらうには、中澤さんが作られ
> たwikiのページのような形式がいいかも、と思いました。

上手なつくりだなと思ったサイトがあったので、ご紹介してみます。

「ほぼ日」http://1101.com/home.html
「タイタンに大興奮! 松井孝典教授による、緊急教養番組。」
http://1101.com/titan/index.html

動画は、糸井さんの素人の立場からの合いの手の入れ方が上手なの
で、語り手の先生もリラックスして楽しそうだし、第三者も話に引
き込まれやすいような気がしました。

「今日、松井さんが語る内容は、次のようなものです。」と
この対談(?)の切り口があげられていて

「参考までに、ごくおおざっぱな用語解説をしますね。」と
キーワードの開設がなされ、関連するおもだったサイトにリンクが
はられている。

最後に、
「それぞれの用語をもっと詳しく知りたい人は、検索エンジンなど
で調べてみてくださいませ。」というコメントまでついていたりして。

これだけでは、双方向性はあるとは言えないけれど、後で、見た人
から上がってきた感想や質問をアップするコーナーを設けるのでは
ないかな、と想像し、楽しみにしています。

教育テレビの「人間講座」も面白く、テキストを入手して見ると、
わかりやすくはあるのですが「科学の陳列窓」という感じがします。

# 2月から水曜日にWebで「連続講座 人獣共通感染症」を公開し
て下さってる山内一也先生の「ウイルス究極の奇生生命体」と
いう講座が放送されるんですね。

   「連続講座 人獣共通感染症」
    http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/ProfYamauchi.html


敷居は低く、奥行きは深く、こんな感じで、リスクコミュニケーシ
ョンもできないかな。
インタビューする人というか、合いの手を入れる人の影響って、
大きいですね。


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