須賀さん、
環境省はどう見ても外来種問題にへっぴり腰で取り組んでいます。
特に、水産資源生物関係においては事前に問題から逃げています。
そして水産庁は知らん振りで、問題が経済的な損失として表面化
しないかぎり放置の姿勢でしょう。
ブラックバス問題は利害が複雑すぎますのでパスしますが、淡水域で
シジミが問題になっているのはご存知ですか。たとえば、
http://wwwsoc.nii.ac.jp/msj5/annual_meeting/2002resume/2002-P-15.htm
http://vege1.kan.ynu.ac.jp/nakaumi/bachisijimi/
これはハマグリなどの問題と同じ構図です。近似した在来種を圧迫すること、
そして生態系撹乱という観点から見ると環境問題ですが、環境省はこれら
経済種について踏み込む覚悟があるのか、見守りたい所です。見守られて
いることがわかれば少しは気合が入るでしょうが、それでも水産庁と渡り合う
ことができるかどうか。Ｈ教授みたいなのが環境省の役人の典型のようです
から、点数が稼げない面倒なことで戦う姿勢はあまり望めないでしょうね。
山口
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