[BlueSky:06275] 役人主導の事業


[From] "Yamaguchi" [Date] Fri, 17 Dec 2004 13:41:42 +0900

葛貫さん、こんにちは、

オニヒトデ対策研究も同じことですが、役人が点数稼ぎの事業を立ち上げて
それに連携も何も無いあちこちの研究者が群がる構造がまたできるのでは
ないかと思います。行政対策目的の対症療法の研究を続けているかぎり、
後には何も残りません。赤土の流出問題があったときも同じようにかなりの
お金が出て、地元のあちこちでやっつけ仕事がされたようでしたが、その
結果が何か科学的、または環境行政的にフィードバックされたのかどうか
怪しいものです。サンゴに関しても行政主導で様々なプロジェクトがあった
のですが、何が得られたのか。たとえば、このような批判も見られます。
http://www.churaumi.net/isiyoku.html

このようなお金の出方と使い方について、外部監査と評価が必要です。

山口
----- Original Message -----
From: "Y. Kuzunuki" <y.kuzunuki@nifty.com>
To: <bluesky@sv2.humeco.m.u-tokyo.ac.jp>
Sent: Friday, December 17, 2004 12:39 PM
Subject: [BlueSky:06274] Re: 06272 自然保護について


> 山口さん、こんにちは、葛貫です。
>
>> 環境省がサンゴ礁の保護だとか言って、自然再生計画という見当違いの自然干渉を
>>
>> やろうとしています。自然は保護するものだと勘違いしている世間に受けは良いかも
>> 知れない計画ですが、ろくでもないことが進行する予感がします。
>
> これは、山口さんがいらっしゃる大学等、地元の研究機関や、懐古
> 的な(?)復元ではなく保全の視点を持つところとは、連携の弱い
> 事業なのですか?
>
>
>


▲前の記事へ ▼次の記事へ △記事索引へ △青空MLトップへ

(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。