平城@プラトー研究所です。
昆虫の標本の話題に関して、個人的な感想です。
生物、自然等を擬人化してかわいそう、痛そうと言いたくなる気持ちは分かるのですが。
これは場合によっては諸刃の剣になるのではないかという気がします。
たとえは「捕鯨」の問題はこのような論点が加わることによって問題が複雑化しているよう
な気がするのです。
また、生物に対して擬人化してその感情を代弁することは、修辞上のテクニックとしては良
いかもしれませんが、なんかおこがましいような気がします。
だって、たとえば「おい、ライオン、かわいそうだからシマウマを食べるな」、なんてナン
センスじゃないですか。
さて、MLでの議論についてですが、人間として相手を貶める議論(たとえば個人的な中傷な
ど)でなければ多いに激論すべきであると思っています。
確かにこのような環境に係わるMLだと、環境問題に対して比較的意識の高い人たちが集まる
ために議論がおきにくい、あるいは穏やかな論議に終始しやすいとは思います。
でも、これが実社会では厳しい異論が待っています。
そのような場でも耐えうるような論拠を持って環境について考える為にも厳しい議論を歓迎
すべきと思います。
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