[BlueSky:06247] Re: 未知との遭遇 


[From] "lycoris" [Date] Sun, 28 Nov 2004 17:00:36 +0900

shisuan@遠州です。

すばらしい「未知との遭遇」でしたね。
わたしもこんな遭遇をしてみたいです。

大きく叫びながら腕を廻すgengorouさんと首をもたげて瞬くカメさん・・・
なぜか、ETの映像を思い出していました。

----- Original Message -----
From: "genngorou" <gengorou5656@yahoo.co.jp>
To: "青空ML(環境問題)" <bluesky@sv2.humeco.m.u-tokyo.ac.jp>
Sent: Sunday, November 28, 2004 1:53 AM
Subject: [BlueSky:06246] 未知との遭遇 


>
>
>  金曜日、午後3時頃、鎌倉は由比ヶ浜近くの海岸道路134号線。
> 立ち寄ったコンビニの、道路を挟んで反対側に防波堤があり、休みつ
> いでに道路を渡って、その防波堤に上がり、「何かいないかな?」と
> 海中を見ていると、、、な、なんと、体長50〜60センチほどのウミガメ
> が、泳いでいました。ビックリ。。
>
> もちろん、海を泳いでいるカメを見たのは初めてなのですが、その
> 時の驚きは、カメに会ったという驚きとは違った驚きで、、、なんと
> 言うのか、偉大な旅人に出会ったという感動がありました。
>
> 通りかかった青年二人に「カメが下にいる」と教えると、「地元に住ん
> でいるのだけれど、この海で初めて見た」とのこと。やはり、かなり
> 驚いていました。
>
>  カメには宇宙も海もないでしょうが、私には、その時、急に目の前
> の海が、宇宙の様に広く感じられ、広大で危険な宇宙をたった一人
> で、はるばるとやって来た異星人のように感じられました。
> 強く「語り合いたい」などという、変な衝動にかられました。
> (実際、服のままに、海に飛び込みたかった。。。)
>
>  そのカメが向かう方向には、由比ヶ浜という鎌倉の砂浜があるの
> ですが、その浜にはテトラポットの簡易防波堤が、浜を守るように
> 三列に並んでおり、カメは、その防波堤の間の袋の様な場所にい
> ました。
>
>  私が最初にカメに出会ったとき、カメは10メートルほど離れた海中
> を泳いでいたのですが、私を怖がる様子はなく、だんだんと私の下に
> 近づき、顔を海面に度々、出すようになりました。
>
> カメが、行き止まりになってしまっている場所の海中をグルグル回わ
> っているので、行き場を失ったようでもあり、どうしたら?と聞かれて
> いる様でもあり、また、じっと見つめられると、助けを求められている
> 様にも感じ、私は、このままでは、このカメ、溺れてしまうのではと思
> い、たまらず、「アッチへ行くんだよ!」と、叫んで、手で大きく進路を
> 示してしまいました。、、すると、カメは、クルッと体を回転して水に深
> く潜り、堤防が切れた方へまっすぐに泳ぎ、消えてしまいました。
> カメには知能があるのでしょうか。。。これにも、驚きました。。。
>
> この時期に、カメは産卵に来るのでしょうか。砂浜では、何をしている
> のか、ダンプが二台、走り回っていました。
>
> 家に帰り、インターネットでカメのことを調べてみると、私が見た海ガメ
> は、どうやら、アカウミガメというらしく、ほとんど海中で過ごすという
> ことでした。つまり、とても泳ぎが達者だということ、当然、溺れたりは
> しないようです。よかった。。
>
> その夜、とても強い南風が吹き、空には、とても明るい、月齢14.1日
> の月が空高く、明るく頭上真上で輝いていました。
>
> この海も、地球も、宇宙も、やはり、人間だけのものではないなと、思い
> ました。
>
>
>
>
>
>


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