和尚さん、こんにちは、葛貫です。
> 東京のために作っていたシステムが思わぬあちこちで役に立って、
> 喜んで良いのか、悲しんで良いのか・・・・それにしても多忙すぎました。
>
> 今、鬼の霍乱？で寝込んでおりまして、徒然なるままに戯れ事（また物議を
> かもすかな。。。）を一筆。
お疲れさまです。
先週、お会いした方々も、気力が身体を被っているというような感
じで、一息つける時まで身体が持つのか、ちょっと心配でした。
さっき、撮りたてのＫさんの笑顔をみてタフだなぁ、と感心したと
ころです。
> 小型（時には大型）犬をつれて30から40代の夫婦が街を散歩している風景をよく
> 見かけます。犬だけ、子供は？？おばあちゃんが面倒見てるのかな・・・
30〜40代というと、DINKS(Double Income No Kids)かもしれないし、
子供は塾や習い事に出かけてしまっているのかもしれませんね（^^;。
子供が親と一緒に散歩に出かける時期なんて、そんなに長くないし、
子供が、道々、何気なくつぶやくことって、すごく面白いのに、
もったいないな、と思います。
> 今は賃貸住宅で犬飼ってもよくなったのしょうか、もしかして皆持ち家とか？
今、賃貸住宅、集合住宅も余り気味で、ペット飼育を可にする等、
住人を得るために、特化しているところもあるようです。
共用部分等を汚さないか、他所のベランダにの侵入したりしないか、
泣き声に対する防音処理がなされているか、引っ越したあと次の住
み手が不快に感じないように回復できるか等々、問題もあるようです。
> この現象、以前よりもかなり頻繁に見かけます。毛むくじゃらの犬に綺麗な
> 服なんか着せて・・・
> これって流行なんでしょうか？犬は服着せてもらって幸せなんでしょうか？
> どうやら日本人は未来の世代への投資を止めて犬ころにせっせと投資している
> ようですね。
自己家畜化・ペット化が進んだ地域で「消費者」が、財布の紐を緩
めてしまうのは、趣味や愛玩動物に関するものなのでしょうか。
野性と接しているところでは、こんなことも考えられているんですね。
『獣追い払うため「忠犬」放し飼い「特区」 内閣府担当室に４件
提案−−県 ／長野』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041118-00000009-mailo-l20
「 県経営戦略局は１６日、野生鳥獣を追い払う訓練を受けた犬を
放し飼いできる「クマやサルを成敗するぞ！忠犬特区」など４件を、
内閣府構造改革特区担当室へ提案した。現在はアイデアの段階で、
計画がまとまれば来春にも正式に申請する。 「忠犬特区」は、県
と木曽郡町村会との共同提案。人には危害を与えない訓練をした犬
を、野生鳥獣被害がある地域の市町村が「忠犬」に認定することで、
一定期間放し飼いができるよう基準を緩和する。後略・・・」
[BlueSky: 2489] ナチュラルディスタンス
http://sv2.humeco.m.u-tokyo.ac.jp/mllogs/bluesky/2489.html
でご紹介した、狩猟文化研究所長の田口洋美さんと仰しゃる方が書
いていらっしゃる「ケモノのいる風景」という人とペットと野生動
物の関係の変遷について書かれているコラムが面白かったです。
（今、リンクされていたページが消えてしまっているのが残念!!）
（２）内向するイヌの役割
「・・・前略 近世から現代へ、犬たち自身は何も変わってはいない。
変わってしまったのは僕たち人間なのである。僕たちの変化は、犬
たちの長所を欠点に変えてしまったのだ。結果、犬たちの役割は内
向し、村の周辺は手薄となった。高度成長期を端境期として、犬た
ちと僕たち人間の関係は変化した。そして徐々に野生動物たちが村
里との間合いを詰めてきたのである。確かに野生動物の村里への出
没は、犬の問題だけではない。過剰な植林や自然林、二次林の喪失、
高齢化など、その他幾つもの要因からなる相乗的なものである。し
かし、こと犬に関していえば、鎖に繋がれていてはサルにもなめら
れてしまい、さぞかしストレスが溜まることだろう 後略・・・」
> 勿論犬も猫も、猿も、蛇、鳥もも飼うのは大好きですが、大家は金魚以外の動物は
> 悪ガキのみしか飼うことを許してくれませんでした。
悪ガキを飼うのは大変（笑）。
外から見ると、金魚のようにおとなしく飼われていたのに、いきな
りサルやクマのように大暴れしてしまう子供がいるのは、悪ガキと
いうか自分が持っている野性のようなものを知って、付き合ってい
くすべを身につけていく場が得られないからなのでしょうか。
鬼の霍乱って、身体はひとつしかないのですから、くれぐれも大切
になさって下さいね。
（注）この記事が最新である場合，上記「次の記事へ」はデッドリンクです。