[BlueSky:06050] Re: 株式会社による農業経営が解禁


[From] "Y.kuzunuki" [Date] Thu, 12 Aug 2004 15:08:44 +0900

葛貫です。

葛貫:
>> 「世の中(農業界?)を変えるのは、よそ者か、若者か、バカ者だ」
>> という言葉があるらしいです(^^;。

山口さんwrote:
> これは好きですね。

山口さんは、そう仰しゃるんじゃないかなぁと思っていました(^^)v。
ご紹介のサイト、興味深く拝見しました。


さがわさんwrote:
> 全体の雇用が縮小してしまえば多少の自由度の増加なんてあまり意味
> がないんじゃないでしょうか

自分がイニシアティブをとって仕事を選べるような、それなりの
特殊技能を持ったひとなら、地方に土地を持てれば半農半○という
働き方もできるかと思ったのですが。
これも、やる気があって、できる人が、できることから始めること
になるのでしょうけれど、その試行錯誤の記録が残り、参考にでき
るようになれば、後続の人は多少楽になるかもしれませんね。


> 教育にしたって、どんなにインターネットが発達しても「同じ志を持つ
> 仲間が同じ場所に集う」ことの意義・魅力は色褪せることはないでしょ
> うし、それを求めて田舎の若者が都会へ出ることは、まったく健全だと
> 思います

そうですね。

> 農林統計協会の「『ITの現状と食料・農業・農村』によれば
> http://www.aafs.or.jp/books/ISBN4-541-03087-X.html

> ケータイの普及で、不倫がしやすくなって離婚が増えたとか・・・・・・

> それ以外には、今のところ、目だった変化はないようですね
>
> 自家用車や電話の影響力と比べたら、ITの影響はずっと少ないと思い
> ますよ

そうなんですか。

私の好きな言葉に、「夢中になれる、あるいは、夢中になった振り
のできる暇潰しがあることは、悪いことじゃない。」というのがあ
るのですが、ITを使って、どんな暇潰しを思い付くか、また、他
者が思い付いてくれたどんな暇潰しにのるかは、個々人の問題で、
今現在のIT利用に関する統計的なお話は、今流行の「へぇ〜」と
いう以上の反応を示すことができません。

今、私が関心があるのは、「これから」、食の安心、安定供給や、
その土台となる農業・農村の活性化にITをどう活用していけるか
ということで、そういう方向で取り組んでいる方がゆるやかな連携
をつくっていくお手伝いをできたらと思っています。

> 農村の住人といっても半数は《非農家》だし十人十色なんですから、
> そのように十把一絡げに捉えられると、ちょっと「・・・」です

別に、十把一絡げに捉えているつもりはありません。

> 地元の人にとっては、ごく単純に日常の生活の場であって、それ以上
> でもそれ以下でもないんですから(実際には“それ以上”と“それ以下”
> のアンビバレンスな感情が混じり合っているのですが)

と望む人は、それが続けられる限り、そうし続ければいいのでは
ないですか。私だって、だから何?と、思うようなことは、聞き流
しますし、近所で盛り上がっていたとしても、流します。
いろいろな人がいて、いいんじゃないですか。

今、私が関心があるのは「やる気のある地元の人、縁あってそれに
連なるよそ者達が、どう農村を演出していくのか」で、そいう取り
組みをしている人達が、今、実際にいて、もし、それが、同じよう
な思いをもっているけれど、動くきっかけをつかめない人達を元気
付ける一助になったらと素敵だと思っている、という話をしただけ
です。

そういう動きを迷惑だと思っている方々を巻き込むつもりはありま
せんし、将棋の駒を動かすように他者を動かそう、また、動かすこ
とができるなんて、思ってもいません。

そういう動きを迷惑だと思っている方々が、自分とは関係ない話さ
と聞き流せないとしたら、何処にひっかかるのか探り当て、距離の
取り方を考えればいいのではないですか?

さがわさんのお話、自分が関係していることが、机上の空論、
地に足のつかぬ空回りで終らぬために、大切な視点だと思って、
読ませて戴いていますし、他の方向に話が進むのを邪魔するつもり
もありません。
押しつけがましい投稿をしているように感じられたとしたら、
お赦し下さい。

では。


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