こんにちは、葛貫です。
芦原さん、さがわさん、返信ありがとうございます。
芦原さんwrote:
> 自給率を上げる、国内での株式会社による農業解禁、となれば、
> そうした商社が、例えば農協と提携して、大々的に参入してくるの
> かな、という気がしています。彼らが国内に営業拠点を移したとし
> ても、相変わらず、海外から輸入ばかりしていたら、自給率は上が
> らないはずですから。
さがわさんwrote:
> 農協がどうのこうの以前に、『農村をどうするのか?』ってことなんです
そうですね。
今のところ、販路、情報の伝達やイベント・福利厚生のようなもの
を通して農村というか、農業従事者を束ねているのが地域の農協の
ように思われました。
海外輸入物の販路をすでに確保している株式会社が、新規に国内農
業生産に参入するとしたら、種子や農薬、栽培に必要な知識を農協
を通さずに確保できるのなら、農協とは競合するような組織をつく
らないかな、それは、農村社会に大きな揺らぎをもたらすのではな
いかな、と思われました。
芦原さんwrote:
> 農業に携わる会社組織には、例えば銀行に対して銀行法があるよ
> うに、ルールベースの規制をかけていくことで、私達が避けて欲しい
> ような経営にはストップがかけられる可能性があります(そのために
> は実地検査も必要になると思います)が、外国にあってはそうした規
> 制や監視は困難です。
このあたりの規制や監視、農産物の安全性の認証を農協だけが請け
負うことができるという決まりがあるのだったら、話はまた別です
が。
さがわさんwrote:
> 農村を一旦解体して、“農村は農家だけが居住する”という方向で再編す
> るのであれば、話は解りやすいのですが・・・
私有地だと難しそうですが、土地利用を制限し、従事者を他所から
募ってもいい、世襲でなくてもいい、というかたちをとることもで
きるのでしょうか?
地主も株主になって、農作業をしてくれる人を雇うというかたちの
株式会社もありなのかなとも思うのですが。作柄によって、給料が
激変するようでは、会社員による農業は難しいかな。
7月23日に河北新報の『リンゴ落ちそうな強風なら…「倉庫収入減」
補償』
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みちのく銀行(青森市)は22日、台風などで最大瞬間風速が一
定以上となった場合、産地のリンゴ落下によって倉庫保管量が減少
する恐れのある業者に補償金を支払う天候デリバティブ(金融派生
商品)の契約を仲介した、と発表した。・・・後略
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という記事を見かけたのですが、これは保管会社が対象で、農作を
している人が対象ではないですものね。
さがわさんが仰しゃりたかったことから、ひどくピントを外してし
まったのではと少し心配です(^^;。
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