driadさん、こんにちは、葛貫です。
driadさん wrote:
> つまり多数決では他を殺しちゃうので
> どこまでいっても自決しかないんでしょ
思いも寄らぬ波紋を引き起こし、責任の取りようのない状況になる
かもしれないけれど。
> > > 教訓11: 人間の本質は変えられない
> だから念仏往生なんでしょ…
> 受け入れただめだめ人間なんだからとにかく念仏でしょ…
吉本隆明さんは「最後の親鸞」という本の中で、親鸞の
「わがこころのよくてころさぬにはあらず」という言葉に、
*********
人が勝手に選択できるようにみえるのは、ただかれが観念的に行為
しているときだけだ。ほんとうに観念と生身とをあげて行為すると
ころでは、世界はただ不可避の一本道しか、わたしたちにあかしは
しない。そしてその道を辛うじてたどるのである。このことを洞察
しえたところに、親鸞の契機（「業縁」）は成立しているようにみ
える。・・・中略・・・一切の客観的なあるいは主観的な恣意性が、契機
を媒介として消滅することは、自由が消滅することを意味している
のではない。現世的な歴史的な制約、物的関係の拘束にうちひしが
れながら、不可避の細い一本道ではあるが、自由へとひらかれた世
界が開示される。
*********
という言葉を添えられているそうです（この部分だけの聞きかじりです）。
現世的な歴史的な制約、物的関係の拘束にうちひしがれながら、
不可避の細い一本道を歩むことが、どうして自由へと開かれた世界
につながるのか、私には、わからないです。
> そもそも祈りと念仏も次元の違う行為でしょ…
どういうことを仰しゃりたいのか、焦点をあわせることがでません。
いわれてスッとわからないということは、観念の世界の言葉遊びに
なってしまうかもしれないけれど、ヒントになりそうな言葉だけで
も、教えて戴けたらと願っています。
（注）この記事が最新である場合，上記「次の記事へ」はデッドリンクです。