[BlueSky:05910] Re: スギ花粉症予防イネ栽培実験計画について


[From] "genngorou" [Date] Tue, 18 May 2004 00:45:00 +0900


ゲンゴロウです。

MLが再開されて、ほんと、よかった。。です。
一時は、このまま無くなってしまうのではと思いました。
MLが停止されたことで、私はこのMLのメールを楽し
みにしていlることが分かりました。また、お世話になります。

−−−−

さて、早速ですが、中澤さんの「遺伝子組換え作物」のお話で
気になることが、私にもありましたので、私なりに言っておきた
いと思います。

「イネは風媒花。実施されたら遺伝子汚染の危険がありそう。」
です。それに関連して、「遺伝子汚染は起きた後では遅い」とい
うことです。(稲の花粉が15メートルまでで、50メートルは飛ば
ないんだけど、実は、時々、希にだけど、10キロは飛ぶことが
あるんだよ。。。それは観測できないから知られていないけどね。
なんてこともあるかもしれない。。)

これを聞いたとき、遺伝子操作という研究は、他の研究に対する
考え方ではいけないような気がしてきました。
私は、ちょうど、つい先日、例の虫なりで、「試作と夢」ということを
考えました。失敗も良いじゃないかというような意味の。。。(とりあ
えず、別メールで出しておきます)

しかし、どうも、この間違い失敗が許されないのが「遺伝子組換
え」の研究・ビジネスのようです。研究に限らず、人の行為には、
間違えてもやり直すことができることと、一度、間違えたら、止め
ることができないことがありそうです。
後者の場合の事に関しては、「やってからでは遅い!」と思うの
が当然の反応であるようです。しかしながら、通常の研究と同視
していると、被害妄想的な反応に思えてしまうのかもしれません。

もう少し言わせて貰うと、「やってからでは遅いこと」に関しては、
根拠があるわけがない場合が多く、それだから心配することに
留まるのですが、実は、その根拠無く心配することが、この「起き
てからでは防げないこと」には、大切なことになるような気がしま
す。なんかそんな気がする。



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