[BlueSky: 5808] Re:5806 信頼の閾値


[From] "Y.kuzunuki" [Date] Mon, 23 Feb 2004 12:10:51 +0900

こんにちは、葛貫です。

澤口さんwrote:
> アメリカでの取引価格は100ポンドあたり70ドル、枝肉の価格
> なのか一頭丸ごとの値段なのかはわかりませんが、一頭にしても体
> 重が700kgとして10数万円、日本よりはかなりやすいですね。

解体現場では、こういう方法で処理されている牛が多いのでしょうか。

「効率的な食肉処理機のせいでBSE危険部位が混入?」
http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20040121303.html

山内一也東京大学名誉教授の「連続講座 人獣共通感染症」の
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/ProfYamauchi.html

米国のBSE:プルシナー博士の議会での発言
(プリオン病の専門家であるプルシナー博士の1月27日の合衆国議
会下院の食品安全委員会幹事会での発言の和訳)http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf154.html

等を読むと、本当に米国人の16%しかBSE被害を心配していない
のかなと 不思議に思います。
他にもっと心配なことがあるのかもしれないけれど(^^;。


【5732】佐藤さんwrote:
> そういえば、日本はあと何年全頭検査するつもりなんだろう。

「<BSE>国内10頭目の感染確認 神奈川・厚木」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040222-00000041-mai-soci
*********
・・・前略 
21日、東京都内で開かれたBSEの専門家による国際シンポジ
ウムで、東京大農学生命科学研究科の吉川泰弘教授は「2015年
ごろまでは、注意深い監視が必要だ」と見通しを示した。国際的に
「BSE清浄国」と認知されるためには、「最後の1頭」が出てか
ら7年間、感染牛が見つからないことが条件だ。日本の場合、01
年10月に肉骨粉の給餌を禁止する直前に生まれた牛が、今年から
食肉として市場に出回り始める。06〜07年ごろまでは発症しな
いまま出荷される可能性があるからだ。
**********
と、考えられているようです。


> 恣意的にローカルな価値形成にしたがっていてもシステムは機
> 能しないよ、という極めて当たり前の話なんですけど。
> 例えば、ここにうちの近くにできた道の駅の設計コンセプトが
> 書かれています。
> ↓
> http://www.npo-fuudo.or.jp/anekko/anekkoTop.html
>
> 読めばわかりますが、この場合の課題形成は雫石の伝説とか伝
> 統のシンボライズのみになって、「雫石には雪がたくさん積も
> る」という観点がすっぽり抜け落ちています。
> この道の駅の屋根には雪止めがないから、危なっかしくてしょ
> うがない。
> 構内も除雪はいっさい考慮せずに設計されていますね。

道の駅というのは、オールシーズン対応というより、観光シーズン
に訪れる観光客を楽しませることを主眼に設計されているのでしょ
うか。風土をよく知っている現地で暮らしている人の意見は求めな
かったのかしらん。

> 最近はNPOなどもワンポイントの課題達成だけを理念化する
> 傾向が強いのですが、矛盾を内包して自分で提示できないとこ
> ろは、社会システムとしては機能しないんじゃないかと思いま
> す。

「矛盾を内包して自分で提示する」、自信と度胸がいりますね(^^;。


[5807]稲垣さんwrote:
>  私含めて現場の調理師・栄養士・他施設職員が意見をつきあわ
> せたり、入所者さんの意見を聞いたりしながら、徐々により良い
> 方向に進んでいくものだとばかり思っていましたので…

以前、「客が店を育て、店が客を育てる」というようなお話があり
ましたが、そういう意気をアピールする機会もなく、経済性だけ切
られたとしたら、そういう関係もつくりにくくなってしまうようで、
残念ですね。


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