[BlueSky: 5780] Re:5778 食と農シンポジウム


[From] "Y.kuzunuki" [Date] Tue, 10 Feb 2004 16:23:43 +0900

こんにちは、葛貫です。

中澤さん、年度末のお忙しい中、「食と農シンポジウム」の講師を
引き受けて下さり、ありがとうございました。
当日、うかがえなくて残念でした。
プレゼン内容の概要 http://phi.ypu.jp/riskman.html
をアップして下さり、ありがとうございます。

Minato Nakazawaさん wrote:
> あと感じたのは,やはりリスクコミュニケーションは難しいという
> ことです。
> 取り急ぎ事後報告まで。

と「枕草子」http://phi.ypu.jp/ に書いていらした、

> ただ,コミュニケーションの限界は,土台を壊すわけにはいかない
> ことだというのも強く感じたのだけれど。

が気になりました。
主催者側が、当然のように土台というか、前提としているものに、
疑問を感じられたということですか?
内部にいると見えなくなってしまっていることが、あると思うので、
いつかお時間がある時にでも、お話をうかがわせて下さい。



[BlueSky: 5779] genngorouさん wrote:
> > > 巨大な蓄積物に張り付く人間。。。作る者、自らが作品の一部に
> > > なっているのかもしれない。。。それを意図した作品だとしたら、
> > > それは、すごい。。

> 実は、私たちも、過去の人たちが作った巨大なものの中にいる
> ことに気がつきました。

そうですね。
以前、テレビで流れていたのぼーっと聞いていただけなのでうろ覚
えなのですが、ガウディは、

*******
私がこの聖堂を完成させることができないのは悲しむべきことでは
ない。私にかわってこの聖堂をはじめる者たちが再び現れるだろう。
サグラダ・ファミリアを生きたものにするのも、死んだものにする
にも、建築を受け継ぐ人々の心次第だ。多くの人が力を合わせるこ
とで、聖堂には時代を超えた命が吹き込まれるだろう。
*******

というようなことばを残して亡くなったそうです。

完成した後、多くのものが、時の流れの中で、抜け殻のようになり、
風化していってしまうのに、ね。

完成した「物」ではなく、人々が集まり建て続けている姿を見せる、
劇場に近いものを感じ、ソワッと鳥肌が立ちました。
これも一種の Publicing ですね。

今日は、まだ熱が下がっていないので、ガウディのことを考えなが
ら眠ると、おかしな夢をみそうです(^^;。

では。


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