こんにちは、小宮です。
神戸の産婦人科が、無申請で受精卵を使って遺伝病や性別
などを調べて出生を選別する「着床前診断」を行っていた
そうです。
無申請で着床前診断＝男女産み分け２例、染色体検査１例
−神戸の産婦人科
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040204-00000773-jij-soci
２例はそれぞれ、女の子と男の子を希望していて、診断を実施、
１例は高齢出産で染色体の異常を心配して実施、ということだそうです。
僕はあまりよく知らなかったんですが、既に受精卵を調べて男女の
選別をするってできるんですね。着床前診断での受精卵の選別、
皆さんどう思われますか？
ちなみに僕は…うーん、やっぱり反対です。いくら技術的に可能
だろうと、命の選別というのはちょっと問題があるのではないかと
思うのですが。
男女の産み分けと染色体異常の選別では、またちょっと問題が
違う気もします。なんのかんのいっても、染色体異常の選別の
方は、今後はやむなしに認められていくのではないでしょうか？
それは、重い病気や障害を持つ子供を産むということが、今の社会
ではまだまだ親に大きな負担となるからです。倫理的に厳格に
いえば許されないのかもしれませんが。
でも、男女の選別というのは、やはり問題がありそうな気がします。
安易な選別を許せば、今後技術が進むにつれどんどん選別が
エスカレートしていくでしょうね。まあ、それのどこが悪い、と言われたら、
はっきりと反論はできないのですが。
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