[BlueSky: 5754] Re:5742 緊急提案「学


[From] "Kaz. Yokoyama" [Date] Mon, 2 Feb 2004 01:09:07 +0900

葛貫さん こんばんは

> お仲間と時間を忘れて語り明かして、門限破りなさらぬように(笑)。

4夜とも門限破りをやっちゃいました。そのうち予約拒否されそう・・・

> うまく機能していない組織を変えるために、外側から批判したり、
> 内側から変えるように努力したりすることも大切だけれど、別系統
> というかバイパスをつくってしまって、競合させるというのもあり
> だなと思います。飛び級より面白そうですね。

さっき須賀さんにも書いたのですが、これだけじゃ結局エリート教育に
なるだけだと言うことに気が付きました。学校現場で苦闘されている先生
がたの苦悩はそんな簡単なものではないのだと言うことに急に気が付きま
した。今一番病んでいるのは、学校外で子供たちが見るとはなしに観てい
る疲れきった、利に敏く、将来に夢を持てない大人の社会の方なのでしょ
う。だからこそ、こう言う自由闊達な言論の場が必要なのでしょうし、
須賀さんの取組みのような地に足が付いた息の長い取組みが本当は一番肝心
なのでしょうね。

> 日本でも、伝統芸能・工芸の世界には、このような制度が残ってい
> るのかな。

私の父は建具職人ですが、8歳ごろから仕事をやっていると言ってましたね。
職人は仕事のための身体にならないと駄目だそうで、ある程度以上成長して
しまうと骨格や筋肉のつき方が固まってしまうそうです。これまた、近代教育
とは程遠いお話ですが、そう言うものだそうで、だから今の職人は義務教育
なんか出てから始めるから半端なんだといっておりました。これまた、親子
そろって学校に先生には鬼門ですね我家は・・・

> んて問題じゃないと新しい織り方を考えていらした。それを支え、
> 実現しようとする人達が、その工房に集まっていた。すごいですね。

農家の世界でもおんなじですよ。名人上手はもう70歳超えていて、それで
も何故だか上手く作る。こう言う身体に染み付いた知の体系を何とか残せ
ないかと頑張っていて、その一つが現場発生情報のオンサイトリアルタイム
収集システム「サイファーズダイアリ」です。これは、葛貫さんに紹介して
頂いた十勝型田園空間博物館「アミューズ」の情報発信、都市と農村の意思
疎通に使われ始めています。

> なんて、あまり踏み込んだことを、うかがうのは失礼かな、と思い
> つつも、聞いてみたくなってしまったりして・・・

前出のうちの父は何時も「何でも良いからプロになれ」と言ってましたね。
インセンティブクライシスの結果がフリーターとなると今日のテレビで
言ってましたが、フリーターも一応プロと言うのでしょうかねぇ・・・

> -・-・ --・-、-・-・ --・-、
> ダレカイマスカ、キコエテイマスカ
>
> 伝わりますように

伝わったようですね。
では
横山


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