葛貫さんこんばんは
> 和尚さん、こんにちは、葛貫です。
> もう北の国から旅立たれた頃でしょうか。
ついさっき飛び出しまして、現在東京の南青山に逗留しております。
> そうですね。
> # このシンポジウム、うかがってみたかったです。
> # もしテープがあれば、テキスト化、お手伝いさせて下さい(^^)。
無いです、これは終生そこに居たものしか知らない(農業環境技術研究所の人も
当日まで知らないイベントでした)物事です。ただし、既に述べた凄い人々が
びっしりと居ましたから、彼らが彼らの言葉で後世に残してくれるでしょう。
本当に問題なのはこれからです。
> でも、教える側と教わる側の相性というものも避け難くあるように
> 思われます。鏡が歪んでいるためにそれに映し出された醜い姿を自
> 分だと思い込まされてしまっていたら悲惨ですね。美人鏡も困るけ
> れど(^^;;。ひとつしか鏡がないのはまずいのかな。
先生が生徒を浅ましいものだと見ているうちは何も変わらないでしょう。
やはり学校の先生には申し訳ありませんが、学校に期待するのは最早止めよう
と思います。若い人の中にいる先生より遥かに凄い人々を守らなければなりません。
大体私たちの時代も、私の知る限り凄い人たちは先生になりませんでしたし、今も
先生をやっていません。彼らは今も前線で闘っています。私たちプロの世界では、
「出来ないから教える」と言う言葉があるのですよ。できない人にプロの教育は
無理でしょう、実施。そのための制度作りをこれから本気でするつもりです。
> 学校へ講師を呼ぶだけではなく、博物館や〜センターの催しとか、
> 農村へのホームステイとか、大学や研究所の公開行事等々、子供が
> それぞれの興味に従って、学校や日常を離れ、出かけて行けるよう
> な企画が増えるといいなと思います。
今考えているのは、ジュニア・インターン・ドクター制度と言うのはどうでしょう。
中学生や高校生のなかの凄い人に奨学金を出して、プロと一緒に研究をしてもらう。
うちにはそのための施設も設備もあります。問題は、その凄い若者をどうやって
選ぶかということです。間違っても現在の学校に依頼してはだめですね。
これは相撲部屋のノウハウが生きるのかもしえません。
彼らには給料を払って本物の国家プロジェクトを分担してもらいます。
日本のどっかにそんな人が居るはずです。欲得で生きているような老人ではなく、
まともな人を必ず見つけてます。
きっと、その時まで諸国(日本以外も)這い回っても良い。そう言う人を必ず
見つけてみせます。
これは絶対に実現させます。日本中の学校を巡っても世界を巡っても。
> 花といえば「笑う」を「咲う」と書いていた時代があったそうです。
> これから育っていく人達にも「美しさ」に出会い、ふうわりと花が
> 開くようにう、顔をほころばせる瞬間を持ってほしいなと願います。
> 多摩美の卒業研究制作展、娘達と一緒にうかがいます。
好いかな好いかな
では
和尚
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