[BlueSky: 570] Re:563 遺伝子組み替えと農薬


[From] can32960@pop07.odn.ne.jp (yuichiro) [Date] Tue, 24 Aug 1999 01:04:21 +0900

今日は、小宮です。

◯葛貫さん
>小宮さんが紹介して下さった現在世界で商業栽培されている
>組換え農作物は、どれも、大量生産、大量流通のために作ら
>れているように感じられました。

組み替え農作物の研究が企業主体で行われているので、利益に結び
つく技術の開発が先行するのは仕方がないのでしょうね。

>これらがもたらしてくれるメリットは、必要不可欠なものなのか、
>農業の形態を変えたり、流通の形態を変えることによって、
>種子による支配を逃れることができないかな、と思います。

作物の生産能力の向上、というメリットはあるように思えます。
遺伝子組み替え技術は、今後予想される食料危機における食料生
産の有力な解決策の一つになる可能性は十分あるでしょう。ただ
し、中澤さんが指摘されていたように、病害虫との鼬ごっこにな
る危険性や、周囲の生態系に与える影響等により、かえって食料
危機を速めてしまう可能性もあると思います。これらに関しては、
厳しく監視する必要があるのでしょうね。

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yuichiro komiya (小宮祐一郎)
e-mail:can32960@pop07.odn.ne.jp


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