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□ ＭＡＩＬ ＭＡＧＡＺＩＮＥ □
□ 虫は虫なりに一つの考え □
□ GENGOROU □
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未知生物
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「人間と集団」。。。「人間個人と人間組織」。。。。
それは、「個人と軍隊」「役人と官僚組織」「生徒と学校組
織（教師と学校組織）」「社員と会社」など。
組織は、もちろん、人間が作っているのだが、それは、構
成要素（要員）が人間であるということであり、組織が人間
的であるということでは決してない。組織を人間集団として
考えてしまうと組織の理解は返って難しくなる。人が作って
いる組織が人間的ではないことを理解するのは、構成要員が
人間であるだけに、難しいので、組織（集団）が別の存在、
たとえば別の生き物のライオンや、ヒツジ、イタチのような
存在だとイメージすると分かりやすくなるかもしれない。
組織を、コントロールする場合においても、組織が人間的
ではなく別の生き物であると考えることは、とても重要であ
る。組織が人間によって作られていると考えて、人間をコン
トロールするがごとくコントロールするなら、動物的な組織
（集団）によって思わぬダメージを受けるだろう。
組織は非人間的な動物と考え、動物をコントロールする方法
で対処することが適している。
しかし、現実には、私たちは、まだ、組織を人間的な視点
で捉えている。組織に人間と同じ様な権利を持つ法人格を与
え、野放しにしている。
動物には、言葉は通じない。動物は檻に入れたり、エサや
ムチといった肉体に訴えるコントロール方法をとらなければ
ならない様に、組織も、その組織全体を強制する何かをもっ
てコントロールする必要がある。
私たち人間は、この様な事柄を認識しなければ、組織外の
人間に限らず、組織内の人間も野獣と化す組織の犠牲になる
ことが避けられない。組織は、人間と人間の争いの陰に隠れ
て、活動をしている。人間が組織生物（集団生物）に打ち勝
ち、組織の利点を利用しようとするらな、私たちは、人間と
組織の関係が、人間と新種生物との関係であると認識しなけ
ればならない。
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ゲンゴロウ
gengorou5656@yahoo.co.jp
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