[BlueSky: 5664] Re:5663 気候変動と生物の絶滅


[From] "Y.kuzunuki" [Date] Tue, 13 Jan 2004 08:20:54 +0900

葛貫です。

須賀さん:
> 仕事をしているときの実感からいうと、
> 研究費や事業費もさることながら、
> 人手不足がいろいろな問題のネックになっているように
> 思えてないません。そうはいっても、人件費というのも
> 簡単に調達できるものではないでしょうからね。
> そうすると、組織内外の連係プレーでいかに
> 効率よく仕事をかたづけていくかを
> 一方では考えないわけにいかなくなります。

国際的な科学誌Natureが「気候変動と生物の絶滅」について
取り上げ、大手を始めとして国内の新聞にも載った問題です。

ライチョウが、その象徴的な種になるとしたら、関係しそう
な学会や保護団体が動き始めて、人的な支援を募って、そう
いう活動を支えようというNPO等をつくり、一般の人達に
問いかけるシンポジウムを開いたり、きちんとした調査研究
計画をたてて、〜財団とか,〜基金とかいうところに研究費
を下さいと申請したり、長野の美しい山のイメージを背景に
して商品を売り出している企業に協賛を呼びかけたり・・・・
なんてこともできるんじゃないかな、と思いました。

> そのためにも、情報の伝達や認識の共有の方法を
> いかに的確ですぐれたものとしていくかが
> やはり大事なテーマとなってくるような気がします。

そうですね、そう思います。
以前、[BlueSky: 2608] Re:2603 人間至上主義
http://sv2.humeco.m.u-tokyo.ac.jp/mllogs/bluesky/2608.html
という投稿をした時にも考えたのですが、私も須賀さんが
書かれたように、
> 地元のひとたちが生活のなかで利用できるのが本来
> の姿だと思います。植物園での遺伝資源の保存と並行して、
> やはり自生地の保全をすすめることが大事だと思います。
の方が好ましく思えます。


三宅の自然保護のために尽力された海洋生態学者モイヤー博士が
逝ってしまわれたんですね。残念です。
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040111k0000m040068008c.html



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