葛貫さん
須賀です。
葛貫さん:
> 「十牛図」は、「自己」を探すことを出発点にして、自我と自己の
> 関係、自分と他者との関係、自分と外界(自然)との関係について、
> 禅に取り組んでいる人が辿ってゆくステップだと思っていました。
そうかもしれませんね。「自己」のあり方が出発点になっている。
それに対して、わたしが引用したウィリアム修道士のことばは、
事物とことばとの関係がおもなテーマになっています。「自己」
よりも「外界」をどうとらえるかが軸になっています。
「十牛図」とはちがうストーリーの展開なわけです。
葛貫さん:
> 映画で見た感じでは、結末や、隠されていた本の題名を考え併せる
> と、そんなに外れていないんじゃないかな、と思ったのですが(^^;。
はなはだ無責任ですが、今のところ、この小説を最後までよむ
予定がありませんので、なんともいえませんが、もしよむ機会が
あったら、考えてみたいと思います。
須賀 丈
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