[BlueSky: 552] Re:544 RE:508


[From] Shigeru Hoshino [Date] Mon, 23 Aug 1999 12:38:19 +0900

喜多さん、青空MLのみなさんこんにちは、

>Nobukoさん,私がそろそろ憲法改正談義が起こっても良いのでは,或いは憲法改正し
>ても良いのでは,と言いますのは,「現憲法の内容に問題」がとか,「一体どこが(
>今の憲法が)気にくわんのか」と言われましても,私も別に気にくう,くわんを言っ
>ているのではないのです。第2次大戦後(戦後と言っても最近は判らないとか)54
>年,現今の「何でもアメリカ好き」の日本だけど,意外や,案外や,そう,あなたの
>言われる様に「日本人の手になる憲法」を造りたいと言う人も多いでしょうし,現憲
>法の文章も古くさくなったなあ」と思っている人も多いのでは,これは「時代の流れ
>」ではなく,当然起こってくる心では,と言っているのです。
 
 「改憲論」とは、戦後すぐに排除できなかった軍国主義の連中(笹川や岸、児玉などの
A級戦犯の流れを受けた連中)がゾンビのようによみがえってくることのように私は思え
ますが、いかがなものでしょうか。
 「古いものを新しく変えたい」人もいれば、「古くても良いものを使い続けたい」人も
いるのが、この世の中だと思います。当然、軍国主義復活を願っている人々も時間がたて
ば、「喉元すぎれば熱さ忘れる」ことをいいことに出てくるのだと思います。「古いもの
を新しいもの」に変えるためには、過去の侵略戦争の総括を行わない限り、「よりよいも
の」はできなくなり、改正憲法が改悪憲法となります。だから、「当然起こってくる心」
を無責任に認めるわけにはいきません。







                        広島県立農業技術センター
                       環境研究部 星野 滋
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