[BlueSky: 5508] Re:5505 赤いオーロラ等


[From] "Y.kuzunuki" [Date] Fri, 31 Oct 2003 11:41:20 +0900

こんにちは、葛貫です。

須賀さん、おかえりなさい(^^)。

> 留守中のみなさんのご投稿をまたあらためてゆっくりよませて
> いただくつもりです。楽しそうだな。

「楽しそうだな」、一種独特のキャラクターですね(^^;;。


> たまたま旅行しながら19世紀の博物学者アルフレッド・R.・ウォ−レス
> の探検記『マレー諸島』をよんでいたら、ニューギニアの近くの
> ワイギオウ島で「オーロラのようなもの」をみたという記述が
> ありました。
・・・中略失礼・・・
> 日付は1860年7月4日ごろのことだと思われます。

「オーロラ、1860」で検索をかけてみたら、
<表1> 日本の史書にみる「赤気」の記録 一覧表
http://www.lalanet.gr.jp/nsm/aurora.html 
がみつかりました。

太陽黒点極大が1860年2月、1959年9月2日に日本やキューバ、ジャ
マイカ、ハワイ等の低緯度の土地でもオーロラの記録があるという
ことは、1860年7月4日にワイギオウ島でオーロラがみられてもおか
しくないかも。当時は、太陽の黒点とオーロラとの関係も知れ渡っ
ていなかっただろうし、今のように各地の観測、記録システムが整
っていなかったでしょうから、こういう記述は、貴重な資料になる
んでしょうね。

> インドネシアは地理的な広がりの面でも文化的な多様性の面
> でも大きな国ですが、日本などとも深いかかわりをもちながら
> ダイナミックに変貌しつつある国でもあるなということをも
> あらためて感じました。

中澤さん:
> もちろん,宮内さんが
> 何度も書いているように,コトは南北の搾取の構造といって済む
> ほど単純ではなく,途上国の国内の発展志向も絡んだ重層的な
> 構造があるのですが。

インドネシアの話から、離れてしまうのですが、

小宮さん:
> しかし、ブータン国王は、1976年にGNIではなくGNH:
> 国民総幸福量(グロス・ナショナル・ハピネス)の上昇、つまり
> 自分は幸せだと感じる国民の数を多くしようと考えたということ
> です。物質的に豊かになるために近代化を推し進めて大気汚染や
> 自然破壊を招くよりも、国民一人一人の心の豊かさを大切に
> しようという国の方針をとったということだそうです。

ちょっと調べてみたら、ブータンについても、日本が関係しようと
している開発事業計画があるようです。

「ブータン国地域農業・農道開発計画調査 本格調査」
http://www.jica.go.jp/evaluation/before/0206_01.html

「水力発電と農業開発(ブータン)」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/kunibetu/gai/h10gai/h10gai10.html

ブータンの国民が本当に望んでいるのだったらいいのですが・・・。
なんてブータンの国民ということで一括りにはできないんでしょうね。
かの大国にも近代化を拒んで暮らしているアーミッシュもいるわけで。

どういうかたちで世界に「ブータン」をアピールし、自分達の生活
を守っていくか、丁度、分岐点にいる国であるような気がしました。


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