こんにちは、小宮です。
今日TVで「あいのり」を見ていたのですが、そこでブータンが
紹介されていました。僕はそれまではブータンという国をよく
知らなかったのですが、ほのぼのとした田園風景が広がる、
なにか日本の田舎を思わせるようなのんびりした国でした。
番組によると、ブータンは世界で唯一近代化を望まない国で、
大きな工場はなくパソコン・電話・テレビの普及率はとても低く、
国民総所得:GNIは日本のわずか60分の1だそうです。
しかし、ブータン国王は、1976年にGNIではなくGNH:
国民総幸福量(グロス・ナショナル・ハピネス)の上昇、つまり
自分は幸せだと感じる国民の数を多くしようと考えたということ
です。物質的に豊かになるために近代化を推し進めて大気汚染や
自然破壊を招くよりも、国民一人一人の心の豊かさを大切に
しようという国の方針をとったということだそうです。その結果
ブータンは日本の年間犯罪件数の千分の一以下で、貧富の
差もない国になっているということだそうです。確かにみんな
のんびりとして、子供たちもみんな笑っていました。
こうやって考えてみると、豊かさや幸福っていったい何で
決まるんでしょうかね?
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