[BlueSky: 5432] 不況の原因


[From] "driad" [Date] Wed, 15 Oct 2003 02:28:40 +0900

> >>>http://www1k.mesh.ne.jp/toshikei/158.htm
> >>>こう言った視点については、どのようにお考えでしょうか?
> >>
> >> 「ウエルカム・人口減少社会」って、少子化を前提としたら、デフレスパイ
> >>ラル推進政策にしかなりませんって。
>
> > お読み頂けなくて残念です。
>
>  読んだ上での意見ですが?
>
> >   30年以内に先進諸国のどこの国でも人口減少が必然的に起こるという
> >   結論があるということです。これはどんなことをしても、人口減少が起こる
> >   んです。常識の範囲内で幾ら出産奨励をしても、人口減少は食いとめら
> >   れません。これはよく認識していただきたい。
> >   これは決していろいろな仮説や何かを立ててやることではありませんで、
> >   必然の答えなんです。絶対間違いないということをいうわけです。
>
>  所詮は役人の常識であり、役人のいう「絶対間違いない」ですな。

「お役人」というより
人口学には素人な教授で医学博士様だそうですよ
http://www.seikawakate.com/sibu/kanto/spring99/abst-fujimasa.html
| 研究の方向:
| 生物機械論が本来の研究テーマ。生物の原理で作動する 機械の設計
| のための生物機械の統一原理(中間領域機械工学)を研究。 多数の
| 素子からなるシステムの分析研究を、人・社会システムへと 拡張す
| ることを狙って研究を行なっている。その対象として 成熟を迎えた
| 人間という生物種の構成する社会を取り上げ、 公共政策の基礎論を
| 作る高齢社会プロジェクトを運営している。

なるほどシステム分析がお得意のようですが
お金の使い道を自己決定する生物機械システムってのは
さすがにご研究の射程に入ってはなさそうですね…


> >> 保育園の件のほかにも、高齢者福祉を削って所得税率と扶養家族控除を増や
> >>すとか、やれることはいくらでもあるのにね。
> >
> > 経済学では「機会費用」と言われる発想で、子供を産まないことで就業を続けた
> > 女性とそうでなくやめてしまった女性の生涯賃金を比較し、女性が失った所得を
> > 費用として計上して子供一人あたりにかかるコストが試算されています。結果は
> > 子供一人に1億円かかるというもの。もしそうなら、一人あたり月額2〜3万円
> > の補助で少子化が回避できると考えるのは、ちょっと甘いのではないしょうか。
>
>  「補助」?「月額2〜3万」?
>
>  私は補助なんて話はせず、その逆を言ってるんですが、金を使うことしか考
> えない馬鹿につける薬はないですね。
>
>  「高齢者福祉を削って所得税率と扶養家族控除を増やすとか、やれることは
> いくらでもある」というのは、子供一人のコストが一億円なら(その金額自体、
> 少子化前提の計算であろうし、専業主婦のほうが配偶者が余計に働けるので、
> 信用できませんが、それはとりあえずおいといて)生涯子育てをしない人間の
> 老後の保証を減らし現在の税金を余分にとれといってるんですよ。それが、世
> 代内の公平というもの。「補助」が「月額2〜3万」なんじゃなくて、負担が
> (月額十万?)増えるんです。当然、二人子育てをするシングルマザーの生活
> は今より楽になるでしょうし、シングルマザーの子供の父親は正当な負担をす
> るでしょう。

そういう政策を決定するのが老いたおやぢたちだというのが
最大の難関だったりして

なんで他人の子の面倒みるのに税金を払わなくちゃならんのだとか
なんであんなおいぼれたちに医療費をがばがばつぎ込むんだとか
制度による再配分ってのはなにかと大変そうですね…


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