[BlueSky: 5359] メルマガ虫虫・・・戦争の原因の一つ


[From] "ゲンゴロウ" [Date] Tue, 9 Sep 2003 23:00:33 +0900


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戦争の原因の一つ
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 人間同士が争う原因にはいろいろあるようですが、ほんと
の表情(原因)は、なかなかその姿を見せないようです。
戦争である国がスローガン「敵を粉砕」などと、がなり立て
ますがほんとの原因はそれではなく、別なところにあるよう
な気がします。
 たとえば、拒食症。その原因として、本人は「太りたくな
い」「醜くなりたくない」と思い、周囲の人間だけでなく、
本人自身もそれが原因であると思うようですが、本当の原因
はそれ以外の所にあり、本当のその原因に気が付くこと自体
が耐えられないので、代替え行為として食べられないという
ことが起き、結果、拒食症になるようなことを聞いたことが
ありますが、それと同じように、人は、その行為の理由に、
ある理由を言いますが、ほとんどの場合、それとは別の行動
原因があるようです。

 ある国が敵国の想定をする原因は、その国の政権が長期政
権の座を守るためであり、自国の統一の為が主の目的ではな
いかと思います。つまり、戦火にある国と国には、その国自
体の内部に政権争いの兆しがあり、そこに問題があるような
気がします。捕らえた敵の処刑なども、味方を恐怖に陥れて、
裏切りなどを防ぐのが目的のような気がします。

−−−

 このように、ある集団の中で自分の地位を上げるために見
せしめ的に、他の集団や個人に対して、悲惨なことを行うと
いうことは、どんな組織や集団にもあるようです。大きな組
織である世界にも、国にも、そしてどんな小さな組織(小集
団=学校のクラス、暴力団、家族)にもあるようです。
そして、小さな幼児のいる砂場の中にもあるような気がしま
す。

 これを防ぐ方法は、「知」しかないように思います。とい
うのは、ある集団の中で暴力(心的or身的)が起きている場
合であるなら、組織内の掟や規則道徳などで防ぐことが出来
ますが、組織以外への暴力を利用した組織内へのユータン的
な暴力行使(暴力や武器をちらつかせる行為)は、組織内の
決め事では対処できないからです。
 防ぐ方法は、このような巧みな行為が行われることが、起
きていると知ることのみではないでしょうか。
 「他組織への大義名分の暴力を通して行われる自組織へ暴
力行使が、「愛」や「団結」といった大義名分を利用し行わ
れやすい」という「知」を人々が持つ以外に、この様な行い
をするものの登場を防ぐ手はないのではないかと思います。

「他国への暴力の目的は、実は、自国民への脅かしである」
という「知」を、私たちは持つべきだと思います。

 #どんな集団内でも、仲間意識を持たせるために、ある
  者を血祭りに上げようとする輩(やから)がいる。
  それは、あの核の投下の原因と同じであり、仲間さえ
  も、知らず知らずに洗脳したがっているという「知」
  を、私たちは、常に持ちたい。

                 ゲンゴロウ

余談:

 頭になりたがる若者が、自分の強さを誇示するために敵
を作り出そうとする。ある学者が論敵を作り出し、争い、自
分の存在をアピールする。地域の大人が結束を高め、地域だ
けでなく家庭内でも地位を上げる為に敵を作り出そうとする。
不幸にして外部に敵がいないときには、内部において敵を作
り上げる。飴と鞭などなど・・・、権力を求める人間が多す
ぎる。
 「キャリー」や、「スタンド・バイ・ミー」といった映画
の元になった小説の作者、スティーブン・キングが作った作
品にグリーン・マイルという話があるが、それのテーマも、
おそらく「愛を利用した悲惨な行いの告発」ではないかと思
う。私の原点も、彼と同じ様な気がする。。。


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     ゲンゴロウ
        gengorou5656@yahoo.co.jp
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