[BlueSky: 5288] Re:5242 「環境教育推進法」成立


[From] "Y.kuzunuki" [Date] Fri, 08 Aug 2003 16:32:42 +0900

こんにちは,葛貫です。

梅雨明けから1週間で,立秋になってしまいました(^^;。
台風10号の余波でしょうか,時折吹きつける雨の合間を縫って,
セミたちが今を限りにという感じで鳴いています。

> 「環境教育推進法を考えよう!」のホームページに、
> 国会審議や成立した法律案についての情報などが
> 追加されています。与党案に対して6月27日にこの
> フォーラムが提出した意見書もあります。
> http://www011.upp.so-net.ne.jp/ee_act/home.html

↑を読んでも,要するにどういうことなのか,いまひとつピンとこ
なかったのですが,
「環境学習指導のプロ養成へ 来年度、5省庁で連絡会議 」
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200308070187.html
・・・前略
環境省と文部科学省は7日、学校教員らのコーチ役となる上級専門
指導者を育成する方針を決めた。来年度、国土交通省と農林水産省、
経済産業省を加えた関係5省庁による連絡会議を立ち上げ、養成機
関の設立やカリキュラム策定に向けた検討に入る。環境保全を日常
生活に定着させるには、子供のころから現場を知り、環境への意識
を体験を通して高めることが有効だ。が、体験学習の場や教えるノ
ウハウを持つ人材が少ないのが学校現場の悩み。その一方で、各省
庁や非営利組織(NPO)がばらばらに人材制度を設けて人づくり
を進めており、分野の偏りや専門性のばらつきも問題になっている。
後略・・・

という記事を読んで問題の在処が少しわかったような気がしました。


カリキュラム策定に向けた検討に,5省庁の官だけではなく,学,
産,NPO等の民も加われるようにしたり,結論だけ述べるのではな
く,過程を公開し,その都度,オープンな場で意見を求めるように
できるといいですね。

「諸分野の知識を一定期間、集中的に学び,体験学習プログラムの
作り方、行政や企業との調整能力なども身につけた」環境学習トレ
ーナーって,カリキュラムに沿った集中講義を受けさせさえすれば,
量産できるってものでもないだろうに,と思います。
資格を取ることがゴールではなく,個別の問題に対処して行く過程
で,分野の偏りや専門性のばらつきを持っている人とであうことで,
育って行くのではないかな,と思いました。

「Key Person Interview 第41回 環境省 自然環境局長 小野寺
 浩氏」
http://eco.goo.ne.jp/magazine/interview/interview.html

現場でたたき上げられてきた方のコメントが面白かったです。


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