[BlueSky: 5283] 第 4 回徳島保全生物学研究会のご案内


[From] "Koji Nishi" [Date] Wed, 6 Aug 2003 17:54:01 +0900

皆様

重複投稿をお許しください。

あまり日がありませんが、下記のような催しが行われますので
ご案内いたします。
会場は定員100名程度だそうなので、念のため事前に連絡先の徳島
大学鎌田さんまでお問い合わせいただくか、参加申し込み(メール連絡)
を送付されたほうがよいと思います。

また、去る8/1に行われました韓日共同セミナー「人為的に改変された
河川生態系における自然復元の可能性と限界」のプロシーディングが
若干余部があります。プログラム内容は
http://www.ecesj.com/events/kannichi03/program.htm
にあります。
ご希望の方は送付先、部数などをご連絡ください。送料込み
で2,000円です。振込み用紙を添えてお送りします。
 宛先: E-mail : see@blue.ocn.ne.jp
 セミナー実行委員会 西 浩司(応用生態工学会内)


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皆様,鎌田@徳島大です.

 以下のようなテーマで第4回徳島保全生物学研究会が開催されます.
重要なテーマであると思いますので,興味をお持ちの方は奮って
御参加いただければと思います.

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テーマ: これからの"環境コンサルタント"を考える

日時: 8月24日(日) 午後(13時30分〜16時30分)
場所: 徳島大学工学部 共通講義棟 K201
参加申込・参加費:不要(直接会場にお越しください)

趣旨:
 今,自然環境・生態系の保全・改善に係わる取組みの至急性・注
目度はとても高いものとなっていて,環境影響評価法の制定,河川
法や農地改良法の改正,新・生物多様性国家戦略の策定,自然再
生推進法の制定へと展開してきています.これらの法律は,すべて行
政が地域住民と協働し,自然環境の保全や自然との共生を前提と
した事業を推進してゆく必要性が盛り込まれたことで共通していま
す.このことは,事業者には,今まで以上に個々の事業や施工方法が
選択された理由についての説明責任を果たしながら,様々な利害
(人 対 ヒト)や対立(開発 対 保全)の調整を図ってゆくことが求められ
るようになったことを意味しています.限られた予算・時
間・人材の中でそれを行ってゆくためには,事業実施の前段階で,調
整を行ってゆくための道筋・戦略をしっかりと検討し,その道に
沿って説明責任を果たし得る合理的で論理的な調査方法を考え,意
味のある調査を責任を持って実施できる体制を構築することが重要
でしょう.
 このような中,「環境コンサルタント」には,様々な人と人,そして人
と生物とをつなぐ架け橋としての役割を担ってゆくことが,
ますます強く求められてきているのではないでしょうか.そして,実際,
多くの環境コンサルタントの方々は,そのような使命感と夢
を持ちながら懸命に調査をし,多くの対立を調整しようとしてきていま
す.一方で,様々な制約から,理想とすることが実現できない
挫折感も,たびたび味わっているようです.
 今回の研究会では,まず,様々な現場で努力なさっている環境コン
サルタントの技術スタッフの夢や現実を,具体的な現場の事例を
交えながら語っていただきます.それに続くパネルディスカッションで
は,より実り多い自然環境保全・改善に係わるコンサルタン
ティングを実現するために,環境コンサルタント自身が,そして,環境
コンサルタントを取り巻く社会(市民や行政,研究者)がどの
ように変わってゆくべきかといったことについて,議論を深めたいと
思います.

プログラム
 13:30−13:40 『趣旨説明』  鎌田磨人<徳島大学> 
 13:40−14:10 『地域住民が期待する環境コンサルタントのあり方』
             小串重治<総合科学(株)>
 14:10−14:40 『圃場整備事業における自然環境保全−農村地域の二次的
         自然の保全に果たすコンサルタントの役割とは?』
             平出 亜<応用地質(株)>
 14:40−14:50 休憩
 14:50−15:20 『自然環境の保全・改善のための緑化システムづくり
         −郷土産種苗を利用した緑化事業の推進に果たした
          コンサルタントの役割』
            飯山直樹<(株)エコー建設コンサルタント>
 15:20−15:50 『河川環境の保全・改善に向けた取組みの中で
         コンサルタントが果たす役割とは?』
            岸村憲作<(株)フジタ建設コンサルタント>
15:50−16:00 休憩
 16:00−16:30 パネルディスカッション
         総合司会  鎌田磨人
         パネリスト 小串重治,平出亜,飯山直樹,岸村憲作

連絡先
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鎌田磨人 (Mahito KAMADA)
770-8506 徳島市南常三島町2-1
徳島大学工学部建設工学科
環境保全工学研究室
TEL & FAX 088-656-9134
Email kamada@ce.tokushima-u.ac.jp



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〒102-0083
東京都千代田区麹町4-5第7麹町ビル25号室
応用生態工学会 事務局 西 浩司
(2002年10月5日より名称変更)
Ecology and Civil Engineering Society
4-5 Koujimachi, Chiyoda-ku, Tokoyo, 102-0083, Japan
TEL:03-5216-8401 FAX:03-5216-8520
E-mail: see@blue.ocn.ne.jp
HP http://www.ecesj.com/
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