中澤です。
>http://www.aritearu.com/Influence/Native/NativeBookPhoto/FatherSkyMotherEarth.htm
>に、この手紙が書かれた経緯、テキストの変遷について概説されて
>いました。時代の流れとともに、訳者の様々な思い入れが込められ、
>「シアトル首長によって触発され、人々のなかから新しく生まれた
>美しい言葉の結晶」になっていったそうです。シアトル首長がイン
>ディアンの言語で語り、その場で英語に書き留められたというオリ
>ジナルを読んでみたい気がします。
なるほど。経緯がよくわかりました。ありがとうございます。
>いた律令制や、荘園制、領地、領主、領民等という言葉が頭にあっ
>て、日本でも7世紀頃から、土地やその土地に暮らす人まで、公有、
たぶん,以前は,人を[公|私]有していたのだと思います。
>このプロジェクトに携われた方は、
>「農園開発で火災頻発 伐採・植林、消える熱帯林:インドネシア」
>http://www.asahi.com/international/aan/hatsu/hatsu020824b.html
>という記事を書かれた方ですね。
エココモンズ論を書かれたのは,たしかにこの井上真さんです。
ただ,プロジェクトでお会いした当時は髪の毛を短く刈られて
いたので,写真をみてびっくりしましたが。
>地元の人達が自分達の暮しの立て方を考え合わせながら、外部から
>援助(?)を受けて行くのって、本当に難しいんですね。
その通りです。短期的にはうまい知恵と思われても,時間が経つと
後悔したくなるようなこともありますし。
だからこそ,柔軟に対応を変えられるシステムが大事なのだと
思います。性悪説のもとでこれを達成しようと思ったら,例えば
ISO14001の環境マネジメントシステムみたいに,システムとして
それを保証するためのルールの集合が必要になってきて,結構大変
ですけれど。
細かくみるといろいろ問題はあるでしょうけれど,せっかく環境
保全活動・環境教育推進法が制定されたのですから,そういう
大変な活動を支援してもらうというのもいいかもしれませんね。
利用するつもりで利用されるのは怖いですが。
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Minato Nakazawa <minato@ypu.jp> http://phi.ypu.jp/
Associate Professor for Public Health and Informatics,
School of Nursing, Yamaguchi-Prefectural University
Phone +81-83-933-1453 / FAX +81-83-933-1483
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