みなさん、こんばんは。香港の鈴木です。
他のＭＬで投稿したものですが、ちょっと思いついたことがありし
て、環境自由大学の皆さんに御意見をお聞きしたく、投稿内容を勘
案した転送をいたします。申し訳ありません。
小生は、医学生物学的素養がないので、こんな説はばかげたものだ、
とか、ありうる、とかの可能性すらわかりません。突飛な説ですが
ご検討頂けるでしょうか？
他のＭＬで、なぜ韓国人・日本人にはかかりにくく、世界の患者数
の内中華系国家の感染率が９５％以上を占めるのか、私がＤＮＡ
によるのかも、と投稿したところ、
> 肺炎のウイルスは生体内に入ると、自力では増殖出来ませんから、
> 宿主の細胞の力を借りて増殖するわけです。宿主のDNAなりRNAな
> りに直接作用するものではありません。つまり、宿主のタンパク
> 質あるいは酵素の作用を借りると考えられます。そのタンパク質
> は宿主の細胞核のDNAから細胞質のRNAに情報が伝わり、そのRNAの
> 働きによってタンパク質が作られるのです。ウイルスはDNAかまた
> はRNAを持っていますから、それが宿主の細胞の中に入り込むとウ
> イルスが保持するDNA特有の新たなタンパク質を作り出し、それが
> 生体に元来あるタンパク質と拮抗するようなものであれば、生体
> に障害を起こすのではないかと考えられます。
というレスを医学関連に従事した方からから頂きました。タンパク
質は、感染の因子になりうる、ということですが、これは生体の生
成するタンパク質ということだと思います。ですので、これから私
の述べる説は、生体のタンパク質ではなく、外部からの食物摂取に
よるタンパク質なので、話が違うかもしれません。
上のレスの「タンパク質」で別のタンパク質を思い浮かべました。
中国、香港、台湾、シンガポールの人は盛んに飲み、日本・韓国で
はあまり飲まれないものです。
「豆乳」です。
豆乳は、中国の人は、「ラクトース（乳糖）過敏症」の人が多く、
（ようするに牛乳を飲むと下痢する）豆乳を好んで飲みます。日本
人でも、ラクトース（乳糖）過敏症は多いと聞きましたが、その時
は、冷たい牛乳を飲まない、というだけで、豆乳を飲むということ
はあまりしないと思います。（最近日本にいませんので、本当かど
うか？）私もラクトース（乳糖）過敏症です。
今回調べていてわかったのは、ほ乳類の乳（初乳）には「トランス
ファー因子」がある、ということです。
トランスファー因子は、免疫情報を伝達するために動物が生まれな
がら持っている物質群だということ。引用致しますと、
子牛の観察中、子牛が母乳を飲ませてもらえない時には、どんなに
他の植物を豊富に与えられても短期間に死んでしまうことに気が付
きました。死因はよく見られる微生物の感染が原因でした。研究の
結果、母親が（初乳を通して）トランスファー因子を子牛に提供し
ている事が判明したのです。
＞＞引用＜＜
http://www.digiplan.co.jp/live/tf-qa.html
中国・香港・台湾・シンガポールの奥さんたちは大変な働き者です。
夫婦共稼ぎは当たり前。シンガポールの奥さん達は、出産したその
日に退院する、などという話をシンガポール滞在中に聞き、実際、
私の秘書の女性もそうだったので驚いたことがあります。
彼女らに訊いたことがないのであまり確かではありませんが、中国
・香港・台湾・シンガポールの奥さんたちは、あまりにも忙しく、
母乳を与えないのではないか、と思います。初乳すら与えないので
はないかと。（だって、退院してしまって、初乳を与える重要性を
病院で教えられないでしょうから）
つまり、中国・香港・台湾・シンガポールの子供達、つまりは、そ
の成長した現在の成人達は、トランスファー因子を与えられず、ま
た、他の動物の乳からでも摂取できるトランスファー因子が与えら
れずに成長しているのではないか、その代わりに健康に良いからと
植物性の豆乳を飲まされているのではないか？ということです。
シンガポール近辺のマレーシア、インドネシアに患者はそれほど発
生していません。発生患者数に換算されているのは、中華系マレー
シア人、中華系インドネシア人がほとんどです。非中華系マレーシ
ア人・非中華系インドネシア人の奥様達は、ほとんどがモスリムで
すので、伝統的に子供を母乳で育てます。
今回ＳＡＲＳが発生しているカナダ他欧米国では、健康食というこ
と・菜食主義ということで、ほ乳類の乳を摂取しない人々もおりま
す。
日本・韓国は、たぶんいくら母親が忙しくとも初乳はあたえるので
はないかと思うのですが。
こういう可能性は考えられるでしょうか？
香港 鈴木
（注）この記事が最新である場合，上記「次の記事へ」はデッドリンクです。