[BlueSky: 4970] 劣化ウラン弾の影響について


[From] "angelic" [Date] Tue, 18 Mar 2003 23:07:16 +0900

ご挨拶が遅れてしまいましたが、横浜在住の高倉と申します。
自宅で小さな学習塾を開いています。
最初に投稿しようとしたものが受け付けられずに戻ってきてしまったので、先日の9
11遺族による訴訟関連のものが初めての投稿になります。

私自身は、武力によりさまざまな紛争を根本的に解決することは困難であると考えて
おります。その立場から、その背景にあるものを冷静に受け止めながら最善の解決策
を模索しております。


ご存知の方も多いかとは思いますが、現在、通常兵器の名目で使用されている放射能
爆弾とその影響について関連するサイトをまとめてみました。
興味のある方はご覧ください。

湾岸戦争以来、ユーゴスラビア、アフガニスタン等で使われてきた爆弾は放射性廃棄
物「劣化ウラン」を原料としています。
プルトニウムの含まれる「劣化ウラン弾」は強い化学毒性を合わせ持つ放射能爆弾
で、その被害は次の世代にまで及びます。

テレビの中で秒読みされるイラク攻撃は、実際には、これから新たに始まるものでは
ありません。米英は湾岸戦争以降、十数年に渡りイラクへの爆弾の投下を続けてきま
した。
アフガニスタン在住の日本人によれば、爆弾の投下は大手メディアで取り上げられな
いだけで2003年に入っても行われています。しかし、そこに住まう人たちの多く
は放射能の存在すら知りません。

湾岸戦争からの米国人帰還兵自身も被爆し、その後生まれた彼の息子には両腕があり
ません。
「グローバル・ピース・キャンペーン」という市民グループが掲載した反戦広告よ
り。
(左やや下のワシントン・ポストの紙面をクリックして下さい。)
http://www.peace2001.org/gpc/index.html

劣化ウラン弾の影響で苦しんでいる子供や奇形児の写真の数々。
(少々ショッキングな写真です。)
http://www.agop.tv/chainreaction/index.html
http://www.rense.com/general35/perp.htm
http://www.morizumi-pj.com/iraq2/iraq2.html


現在、カナダのウラニウム・メディカル・リサーチ・センター(UMRC)は、アフガニ
スタンでの劣化ウラン使用についての調査を行っています。
以下はその調査活動をサポートする市民グループのサイトで、調査内容の報告等もあ
ります。
「ジャララバードの被検者たちの非劣化ウラニウムの濃度は、通常の住民より400
%から2000%高いものである。」(最新の調査報告より)
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/UMRC/umrc.htm

日本の原子力発電の核廃棄物は、米・英国の劣化ウラン弾製造会社に譲渡されていま
す。
http://www.jca.apc.org/mihama/d_uran/joto_shitsumon.htm
http://www.jca.apc.org/mihama/d_uran/bnfl_d_uran.htm

広島県の中国新聞。「劣化ウラン」の影響について詳しく取材しています。
http://www.chugoku-np.co.jp/abom/uran/index.html



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