小宮さん
(いやもう、昨日で終わりのつもりだったのですが、なかなかそうも・・・)
>そこで僕は考えたのですが、いっそのこと、中学校では、
>クラスを学力別に分けたらどうでしょう。
うーん、これにはあまり賛成できません。
私がなぜ、高校は我慢できなかったのに、予備校は我慢できたのか。
高校は入試を経ているわけで、しかも私のクラスは、成績優秀者
を選抜したクラスでした。
同じ年の同じ様な成績の者だらけ。
どんぐりころころ背比べです。
そういう中で、周囲から少しずれると、すぐに浮いてしまいます。
どんぐりの中で、一個だけビー玉だと、もういたたまれないわけです。
しかし、どんぐりもあれば、ミカンもあって、ついでに
パチンコ玉まで混じっているようなところだと、
ビー玉一個どうということはない。
予備校は年も違えば出身も違う。
しかも全寮制で、夜も話ができるせいか、
心霊現象に縁がある人もいれば、お父上亡き後
弟さんを大学卒業させて、ようやく今度は自分が、
という人もいることが分かる。
果ては、中卒でいきなりやってきた年下のやつが
知り合いのお姉さんの彼氏がバイク事故でなくなって
それを慰めているうちにややこしいことになり、
ひょっとして子供ができてるかも、などと言い出す始末。
なぜ私が、責任もって対処せよなどと、説教してるのか
全然分からない^^;)。
予備校は、先生のほうも結構曲者で、
東大工学部の大学院で、宇宙船関係の研究をしていた
のを辞めて、九大医学部に入り直したという子持ちの医学生
の先生が、ヘリコプターの回転翼がなぜ大小2つあるのか、
という話をしてくれたり。
福岡国際マラソンの通訳もするという、美人で、ご主人
は中国人という西南学院の英語の先生が、
頼むから授業を始めるときの挨拶は、軍隊じゃないんだから、
号令掛けて、一斉に頭を下げるようなことはやめてくれ、
外国にはそんなことするとこないよ、と言ったりする。
みんながそれぞれ変だと、自分が変でもなんともない。
結構面白かったなあ、あそこ、もう潰れちゃったけど。
個人的には、シュタイナー学校が理想だろうと思っています。
鈴木さんが、
>問題解決の糸口(精神性と物質性の統合の)
とおっしゃっています。
シュタイナー学校には、精神と身体と自然世界(宇宙)を
直接繋ぐ手法、フォルメンとオイリュトミーというものがあるらしい。
特にオイリュトミーというのは、日本語で表現するとどうなるのか?
動的瞑想? 舞踏気功? 身体音楽?
しかし日本では独自にそういったものを組み上げるべきでしょう。
日本舞踊、能狂言、気功法、そして甲野善紀氏の古(創作)武術。
身体の動かし方というのは、結局脳の働かせ方。
考え方、そして精神性に直接影響するのでは。
(だから引きこもると、頭も働かなくなる?)
●
| 荻野 行雄 ogino.yukio@nifty.ne.jp
| http://member.nifty.ne.jp/kanngae/
|________________●
(注)この記事が最新である場合,上記「次の記事へ」はデッドリンクです。