[BlueSky: 4930] Re:4919 ついで


[From] "yuichiro komiya" [Date] Wed, 26 Feb 2003 22:52:21 +0900

みなさんこんにちは。小宮です。

荻野さん:
>  私は、荻野(おぎの)で、萩野(はぎの)ではないので、
> よろしくどうぞ、

すみません。僕は、漢字に弱いので…。他にも誤字脱字が
あると思いますが、どうぞお許し下さい。


>  「世間」の流れに対抗して「自分」を守ろうと
> 頑張っているうちに、「摩耗」してしまい流れの中に
> いられなくなるというのが私のイメージです。
>  しかし完全に出てしまうと乾燥して割れてしまう?
> 流れの緩いところに移せれば???

これを聞いて思ったのですが、今のゆとり教育というのは、
結局荻野さんが言われるところの「流れ」を、全体的に
緩くしようとしてなされたものですよね。学校の「流れ」
についていけない生徒が不登校になってしまう。だから、
詰め込み教育はやめて、もっとのびのびできるように、
ゆとりのある教育をやろうと。
(もちろん、「流れ」の意味が若干違いますが)

でも、結果はあまりかんばしくなく、全体的な学力低下を
引き起こしているようだし、不登校の生徒も減っていない
ようだ。これは結局勉強する量を減らしたところで、生徒
それぞれの個性を認め合うような教育がなされていない、
全体のレベルが下がっただけで、結局(鈴木さんの言葉を
借りれば)子どもたちをひとつの型に押しこめるやり方は
変わっていないところに原因があるのではないでしょうか。

そこで僕は考えたのですが、いっそのこと、中学校では、
クラスを学力別に分けたらどうでしょう。暗記がとくい、計算が
とくいの子供は、がんがん先のことをやらせて、その方面の自信
をつける。そうでない子は、スローペースで、ゆっくりと
考えさせる。ただ、単に学力別にA,B,C…と分けるのでは
スローペースのクラスに入った子供は劣等感を持ってしまう
から、それぞれの個性を伸ばせるように、子供たちの個性を
伸ばすようなクラス分けにする。例えば、理数系クラス、
文系クラス、スポーツ系クラス、芸術系クラスとか。もちろん
どのクラスも全ての教科を勉強しますが、教える内容に
メリハリをつけて、理数系クラスだと難しい数式を使わない
とできない授業をやる、スポーツ系なら数学はスローペース
な代わりに、体育はかなり高度なことをやる、とか。

こうすれば、かなりメリハリがきいて、生徒各人の個性が伸ばせる
教育になると思うのですが。














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