[BlueSky: 4902] Re:4901 re: 不登校問題


[From] "yuichiro komiya" [Date] Sun, 23 Feb 2003 20:31:33 +0900

土田さん、安田さん、ご意見ありがとうございました。
不登校、ひきこもりといっても、一概にひとくくりには
できず、様々なケースがあるようですね。

今、科学文部省の調査では、全国の小中学生で14万人
以上の不登校の生徒がいるそうです。これはちょっとした
数ですね。僕は不登校や引きこもりの生徒を責めるつもりは
もうとうありません。昨日のTVでもやってましたが、本人や
親御さん達は非常に苦しんでいるそうです。不登校の生徒
を救うためには、専門家や教育関係者の十分なケア、対策が
必要でしょう。

しかし、僕が気になっているのは、不登校になってしまった生徒
の対応ではなく、不登校の原因の方です。こう毎年毎年不登校
児が増えて、全国的に見ても不登校児童が普通になってきて
しまうには、なんらかの原因があるはずです。僕が中学生の時
(1980年代)は、不登校児はほとんどいませんでした。いじめも
ありましたし、不良も学校にいましたが、それでも小中学生で
不登校になるというのはよっぽどのことだったと思います。経済的
事情も、1980年頃ならそれほど今と変わらないのではないでしょうか。
では、なぜ今不登校児が増えているのでしょう?教師の質が
年々落ちているのか(失礼なことをいって申し訳ありません。
例えばの話です)、教師が体罰を行わなくなったせいか、
ゆとり教育のせいか、子供の忍耐力が低下してきているのか、
何が原因なのでしょう?

TVゲーム、インターネットの話ですが、僕の知り合いの息子さんは
学校に行かなくなって、家でTVゲームをやっているそうです。しかも、
友達もそこには来て、いっしょに遊んでいるとか。なんか不登校という
イメージが、昔と変わってきているのかもしれません。TVゲームや
インターネットは、不登校の原因ではないでしょうが、不登校になりかけた
子供を、更に学校から遠ざける役目をしているのではないかと、
ばくぜんとですが思いました。




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