土田さん、安田さん、ご意見ありがとうございました。
不登校、ひきこもりといっても、一概にひとくくりには
できず、様々なケースがあるようですね。
今、科学文部省の調査では、全国の小中学生で14万人
以上の不登校の生徒がいるそうです。これはちょっとした
数ですね。僕は不登校や引きこもりの生徒を責めるつもりは
もうとうありません。昨日のTVでもやってましたが、本人や
親御さん達は非常に苦しんでいるそうです。不登校の生徒
を救うためには、専門家や教育関係者の十分なケア、対策が
必要でしょう。
しかし、僕が気になっているのは、不登校になってしまった生徒
の対応ではなく、不登校の原因の方です。こう毎年毎年不登校
児が増えて、全国的に見ても不登校児童が普通になってきて
しまうには、なんらかの原因があるはずです。僕が中学生の時
(1980年代)は、不登校児はほとんどいませんでした。いじめも
ありましたし、不良も学校にいましたが、それでも小中学生で
不登校になるというのはよっぽどのことだったと思います。経済的
事情も、1980年頃ならそれほど今と変わらないのではないでしょうか。
では、なぜ今不登校児が増えているのでしょう?教師の質が
年々落ちているのか(失礼なことをいって申し訳ありません。
例えばの話です)、教師が体罰を行わなくなったせいか、
ゆとり教育のせいか、子供の忍耐力が低下してきているのか、
何が原因なのでしょう?
TVゲーム、インターネットの話ですが、僕の知り合いの息子さんは
学校に行かなくなって、家でTVゲームをやっているそうです。しかも、
友達もそこには来て、いっしょに遊んでいるとか。なんか不登校という
イメージが、昔と変わってきているのかもしれません。TVゲームや
インターネットは、不登校の原因ではないでしょうが、不登校になりかけた
子供を、更に学校から遠ざける役目をしているのではないかと、
ばくぜんとですが思いました。
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