[BlueSky: 4866] Re:4863  本が読めない子ども


[From] "Shintaro Tanabe" [Date] Wed, 12 Feb 2003 13:00:35 +0900

みなさん、こんにちは。
田邊です。

Mizusakiさん:
> 子供たちは、どうやらTVゲームの出来る家に集まっているようです。
> 一緒にTVゲームをしているようですが、みんなでワイワイという雰囲気じゃない

> うです。
> それぞれ勝手に個人の遊びを同じ場所で行っているようです。

私は、TVゲーム進化とともに、成長してきた世代です。
小学生・中学生時代は、学校に近い、共働き、自分の部屋にTV&GAMEが
ある(つまり親に邪魔されない)など、集まりやすい要素をもつ家庭にたむろ
していたように記憶しています。今も、かわりはないようですね。
ゲームしていない連中は、マンガを読むというのが定番ではないでしょうか?
学校から近くて、共働きで、自分の部屋とTV、ゲーム・マンガがあれば、
必ずたまり場になるでしょう。共働きだと、どうしても子供に甘くなって
しまうというのが、私の感想ですがいかがでしょう?
ゲームを卒業できるといいと思うのですが、最近のゲームは大人も
ターゲットにしていますからね。私は卒業したつもりでいますが。。。

> 本について言えば、読み切るだけの集中力が無いようです。
> 学校の図書館から借りてくる本も、漫画が多いですね。
活字がきらいで理系に進んだのですが、結局、仕事のほとんどが文章を書く
時間にとられています。入社当時の文書はひどかった。誰にもみせられません。
文章を書くと、次第に本を読む量が増えていきました。
著者の考え方がわかるようになるんですよね。年をとっても体得できますが、
幼いときから訓練した方が、いいに決まってますよね。
小学生の高学年が活字になれるまでには、どのくらいの量の活字に
触れるのことが必要でしょうか?
祖父に、「毎日、新聞は読みなさい」と言われていた記憶がありますが...

> 本を読む時間について言えば、少なくなったのでしょうが、
> TVの番組編成との兼ね合いが大きいのではないでしょうか。
> 昔よりアニメなど児童向けの番組が多いように思います。
書いてあることが理解できないから、より簡単な(楽しい)TV番組をみるのだと
思いますよ。文章が理解できれば、暗にしている言葉の裏も理解できるように
なると思います。

> ゲームについては、バーチャルな体験ができると言われていましたが、
> バーチャルな世界では、大人が思った反応があるだけで人間の意図しない反応があ

> ません。
> 従って、応用して何か新しい物を作る事が出来ません。
かつて、手塚アニメがそうであったように、TVゲームでも新たな世界を夢見る
ことができるのではないでしょうか?
愚作も多いだろうと思いますが、そんな作品が出てくることを期待します。





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