[BlueSky: 4834] バイオマスエネルギーは環境に優しいのか?


[From] QYQ02631@nifty.ne.jp [Date] Tue, 4 Feb 2003 00:44:27 +0900

ふじさわと申します。投稿二回目です。
東京都大田区在住、いとうさんの風力MLからまいりました。
大学で化学の勉強はそこそこしました。(前回自己紹介しませんでした)

本題ですが、たぶんどこかでかなり議論されたことかとは思うのですが、
見つけられなかったのでおたずねします。

木質バイオマスなどは、再生にかかる時間が短いとはいえ数年〜数十年
かかる「燃料」を数時間で燃やすのだから、CO2は減らせないような。
発電まで赤字になったら、ますます林業を圧迫しそうです。

嫌気発酵による可燃ガス発生も、廃水処理まで含めるとエネルギーの
収支はよくないように思います。家庭の浄化槽の前半は嫌気発酵しているはず
ですが、最後の浄化行程でポンプでエアーを送っていますし。

今の所の理解では、林産廃棄物や各種汚泥の減量と廃棄コストの削減による
ローカルな環境貢献、という印象です。

こんなことを投稿しようと考えたのは2/3付日経産業新聞に
「汚泥を太陽熱で乾燥->乾燥汚泥を800度で加熱し熱分解->発生ガスで発電
(東大、松橋隆次助教授)」という記事があったからです。
果たしてこれは「バイオマス活用の有望技術」なのでしょうか。太陽熱で
乾燥したらすごいニオイが・・・あるいは記事が間違ってるのでしょうか。


藤沢周悟
QYQ02631@nifty.ne.jp


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