[BlueSky: 4806] 食糧消費


[From] "takekuro" [Date] Fri, 31 Jan 2003 10:37:21 +0900

ファーストフードの話題が盛んに行われて
いるところ失礼します。

たしか3度めの発言になります。
僕は、研究者でもなく、分析的、論理的知識も
自信がありませんが、
イントラネットなどの囲まれたものとは別に、
インターネットというオープンな方法はもともと、
異質な立場の人々の通信が可能になるところにも
あったと思い込んでいるので、何度か投稿いたします。
ちょっと言い訳がましいですが、前にテレビ番組の
大食いの競争について発言したことがありますので、
その続きを考えてみました。前回は感想も何人かの
方からいただき、勉強になりました。
あれから、ある事件があり、僕は間違っていたかと
思いましたが、少しだけ思い直してみました。
また、たまに新聞などに自分の考えを投書しても
今のところ採用されたことがないので、
問題解決に携わられている方々、持っている方々の目
に触れていただける可能性が生じるだけでも期待感が生じるからです。

以下、観念的な内容ですが、目にしていただけたら
幸いです。

 ずいぶん昔に感じるがフードバトルクラブ、大食い選手権の番組が
一人の中学生の早食いを真似て食べ物を喉に詰まらせ死亡した事件により、
ほとんど姿を消してからサイトで調べて見ると地道にフードバトルの出演者、
大食いの人たちを応援している人がサイトを開設している。これは糖尿病など
出演者の健康管理やトイレではいているのではないかというものを粗末にする
ことなどでもともと批判の多いものだった。しかし、ダイエット報道で食糧消費が
減少するような内容の番組は多く放送されている。フードバトルは食糧消費をあげ
る、
食べるという行為のモチベーションをあげるひとつの方法ではあったことは
いまだにあまり言われない。読み変えてみれば、祭り、イベントにおける消費促進の
宣伝効果のような要素もあったといまだに僕は思っている。応援サイトの開設者に
は、
若い女性もいる。ルックスの良い、筋肉質のたくさん食べる若者に魅力を感じて開設
したという。
昔で言えばよく働き、よく食べる若者を憧れて見ていた女性の心理だろうか。
物事には悪い側面ばかりではなく、見方によれば隠された側面もあったかも知れな
い。
それに、早食い、大食いは一人の死亡者の事件で大幅に自粛されたが、
サスペンスドラマでは一日に何人もの人がいろんな殺人方法で死亡しているのは
自粛されたことはない。
お茶碗にご飯1杯追加運動なども聞いたが、全国的に話題にならない。
フードバトルほど刺激的な要素がないからだと思う。いずれにせよ改良は必要だし、
なんらかの効果による食糧消費拡大分だけでもせめて国内農家の生産分のほうにまわ
せれば、
食糧輸入が減って、外国とのつきあいでなんだかんだ言われることもなかろう。
消費拡大における環境への負荷までは僕はまだ考えられないが、
食料消費拡大もほんの少しだけ言われたままで、消えてしまう。
ある一時期の良さを見直す温故知新はほとんどないのだろうか。
僕は科学もなにも素人だが、科学とは一直線運動のような、バトンタッチになってい
るから、
前は参考にするが、前の前は腐ったりんごの伝言ゲームのように、
隠れてまぎれてしまうようなものではないかと思う。また食べ物も関連していると
思われる社会的なことでは、今日テレビ朝日で北朝鮮の主体農業の失敗と飢餓状況
の記録の企画をしていたが、日本という食糧輸入に頼った国が、他山の石として、
日本でも起こりうること、起こったら瀬戸際外交など思いつく流れも生じないとも
限らないことと視聴者は見ていただろうかと思った。

黒田長宏


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