葛貫さん、おはようございます、
> 「化学物質環境動態モデルデータベース」
> http://w-chemdb.nies.go.jp/models/index.html
> というものがあるんですね。
お知らせありがとうございます。
このような具体的な仕事が日本でも始められたというのは
遅い!と文句を言う前に、がんばってくださいというしか
ありません。でも、人間に対する影響だけで、相変わらず
海の環境は視野に入っていませんね。
海外の文献に目を通していると、環境動態研究の差というか、
意識の段差に驚いてしまいます。炭鉱のカナリヤのような
役割をしてくれている沿岸生物をいくつか特定して継続的
モニタリングをするしかないのかもしれません。
除草剤だけでなくそれこそ5万とある物質が海に入り、
また、物理的(棲息の場の形状変化)にも沿岸環境が
激しいわけですので、何かを特定して責めることもでき
ないだろうし、総合的に見ながら影響が大きそうなもの
からだんだんと整理したいものです。
ちなみに、アサクサノリが絶滅危惧種であることは
ご存知ですか。
http://www.chiba-muse.or.jp/UMIHAKU/kenkyu/kikuchi-asakusanori/kikuchi-asaku
sanori.htm
山口正士
903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原1
琉球大学理学部海洋自然科学科
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