[BlueSky: 4684] Re:4683 ビーナスライン意識調査


[From] "Y.kuzunuki" [Date] Mon, 25 Nov 2002 20:30:40 +0900

こんにちは、葛貫です。

須賀さんwrote:
> 長野県の八ヶ岳中信高原国定公園内をビーナスライン
> という道路が走っています。霧が峰、美ヶ原といった
> 高原を通っていますので、おとずれたご経験をおもちの
> 方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。この道路は
> 昭和36年(1961年)に着工し、昭和56年(1981年)に
> 全線開通しました。建設当時は地元の自然保護団体など
> による反対運動もあったそうです。

学生の頃読んだ新田次郎の「霧の子孫たち」という小説を思い出し
ました。

霧ヶ峰を訪ねるのは、10年に一度くらいなのですが、そのたびに、
えっ、こんなところだったかしらんと、首をひねっています。

初めて父に連れていってもらった時(30年程前の夏(^^;)、八島
湿原で、いきなり雷鳴と共に雹が降ってきて、草原のハイキングと
いう気軽な気分がふっ飛んで、寒さと怖さで、ガチガチ震えながら、
バスを待ったことが、今ではいい思い出です。

> http://www.pref.nagano.jp/seikan/kankyou/venus/enquete.htm
>
> この意識調査にできるだけ多くのみなさんに参加して
> いただきたいので宣伝してほしい、との依頼をうけました
> のでお知らせします。長野県在住の方でなくても、ご関心
> のある方ならどなたでも参加できます。

設問を読みながら思ったのですが、自然の中に身をおく場所という
より、手軽な高原のリゾート地としての利用が一般的になっている
のでしょうか。

「携帯空間」というコマーシャルのフレーズや尾瀬の携帯電話導入
等のこともあわせて思い出し、街中の公園、小学低学年が日帰り遠
足に行くような山、日常から離れて自然の中に身をおきたくて入る
山、身一つでいかほどのものか実感するために入る山、どれもこれ
も一律同じような感覚で扱われるようになってしまいそうなことに、
違和感を覚えました。


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