兵庫県の小宮です。
ついに日経平均も一時8200円を割り込む所まできました。
日本の株はどんどん落ち込んでいます。まさに不況のまっただなか。
倒産も今では日常茶飯事のこと。僕の知り合いは、親会社
倒産の余波を受けてリストラされることになり、涙をためて
残務処理をしています。そういう僕自身も、来年は会社が
合併して、今の所にこのまま住んでいられるのかはまったく
分からない状況です。今年３月会社を辞めた友人は、まだ
次の仕事が見つかってません。ハローワークに行くたびに
人が増えていて、今ではもうあきらめかけているそうです。
多くの株資産を持っていた同僚は、毎日数十万円資産が
目減りするといって、落ち込んでいます。
でも、こんな状況を嘆いたり、政府のせいにしたりするのは
間違っていると思います。環境を犠牲にして公共工事を行い、
大量生産、大量消費で経済を活性化させる。需要を求め、
ひっそり暮らしていた他国にハイテク製品を売りつける。
ここ何十年かの日本の繁栄は、こうしたグローバル化の
おかげだったのですから。
マスコミやエコノミストは、需要を刺激しろ、もっと国民の消費
意欲をあおれ、と無責任なことをいってますが、こんなときこそ
今までの生活を見つめなおし、生活の転換を図るべきなのでは
ないでしょうか。日本は不況だ、といってますが、大量生産大量
消費のシステムはいずれいきづまります。そうであれば、経済
再生、なんて無茶なことをいうのでなく、生活のレベルを落として、
美しい自然と供に、なるべくみんなが質素に幸せに暮らせるような
システム作りを目指すべきなのだろうと思います。
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