中澤@山口県立大学です。
yogo さんは書きました:
>アルツハイマーとアルミとの関連性はあるようですが、それが調理器具やカンから体内に
>摂取される量はたかがしれている(というか、殆どない)と学生の時に教えられました。
>アルミ鍋からアルミが溶け出すのは、よほど酸味の強い野菜を長時間煮込んだときくらいで
>通常の調理ではあり得ない。それよりも、薬なんかから摂るアルミの方がよほど多いとか。
>「アルミの鍋が体に良くない云々」は鉄鍋のセールス文句にしか過ぎないと思っていました。
>詳しいかた、いらっしゃいましたら教えてください。
それほど詳しくありませんが,かつて調べた限りでは,その講義の内容は
ほぼ正しいと思います。
通常の料理ではありえない,というのは言い過ぎで,ステンレス容器で
調理した場合とアルミ容器で調理した場合で有意差は出る場合が多い
けれども,その絶対値が食物中に元々含まれているレベルに比べて
小さい,ということらしいですが。
5年位前に他のMLに投稿した文書をハードディスクの片隅から見つけたので,
最近の知見を若干追加してまとめてみました。
http://phi.ypu.jp/aastory.html
です。ご参考まで。
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Minato Nakazawa <minato@ypu.jp> http://phi.ypu.jp/
Associate Professor for Public Health and Informatics,
School of Nursing, Yamaguchi-Prefectural University
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