[BlueSky: 4535] 「ローマは一日にしてならず」とは?


[From] "gengorou" [Date] Tue, 3 Sep 2002 23:55:29 +0900

こんばんは、ゲンゴロウです。
これも、、暇つぶしにどうぞ・・・。


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「ローマは一日にしてならず」とは?
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「ローマは一日にしてならず」
「男は一日にしてならず、女も一日にしてならず」
「けもの道は一日にしてならず」

−−−
「ローマは一日にしてならず」は、どういう意味なのだろう。。。
「一日にしてならず」とは、ただ単に「長い時間がかかる」という
意味なのだろうか。。。

時間とは歴史。。。
歴史とは。
歴史の重みとは。。

歴史に重みを感じるとき、多くの人が見える。
多くの人々の思いが感じられる。
多くの自然現象も感じられる。

もしかすると・・・
「ローマは一日にしてならず」は、
「ローマは多くの人の想いや、多くの物事の関わりによって出来た」
という意味なのかもしれない。。
「ローマは自然発生的に出来た都市」
という意味なのかもしれない。

都市だけでなく人の作る物や事は、
多くの人の想いと欲、それに加えて、
様々な自然現象(※)や、、偶然なども関わっているという
意味なのかもしれない。
「一人の人の英知によってできるものなど、何もない」という
意味なのかもしれない。

−−−

「男は一日にしてならず、女も一日にしてならず」

女が望んで、それに男が添い、
   そして「男らしさ」が生まれたのかも。
男が望んで、それに女が添い、
   そして「女らしさ」が生まれたのかも。

すると・・・
女が望んでない男になると「男らしくない」になり、
男が望んでない女になると「女らしくない」になる。

誰も自分で望んだ人間にはなれないのかもしれない。

  # 私は、男性に添わない女性が好きだが、、
  # それって、女らしいのだろうか。。

−−−

「けもの道は一日にしてならず」

草原をタヌキが歩く。草は少し倒れる。
しかし草は数日したら元に戻った。
またタヌキが別の場所を歩く。
草が少し倒れ、また草は元に戻る。

草原をキツネが歩く。草は少し倒れる。
すぐまた別のキツネがその場所を歩く。
草はもっと倒れる。
たくさんのキツネがその場所を通る。
草は元に戻らず、道が出来る。

ケモノ道は、動物が作ったのではなく、
タヌキやキツネの「歩く頻度」によって出来た?

−−−
建築家は建造物を造ろうとする。
政治家は道を作ろうとする。
科学者は人を創ろうとする。
作るのを止めさせようとする人もいる。

でも、、物事、つまり文明や人間などは、
自然(※)に出来たり、出来なかったりしている。。




※自然現象=多くの物事の関わりの作用による現象

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