大塚です
暑さに輪をかける話題で恐縮ですが、
8日朝、文京区の教育の森公園でナガサキアゲハらしい蝶を見かけました。
ちらっと見かけただけですが、黒いアゲハチョウで、白と赤の模様があるのはこ
の種だけなので多分間違いではないと思います。
この蝶は九州では昔から普通に見られましたが、近年北上が話題になっています。
[BlueSky: 2453] 温暖化? でも話題になりました。このときは、埼玉で見ら
れたのが新聞記事になっていたので、その南のヒートアイランド化している東京
都区内で見られても不思議はないと思いますが、自分で見るとなかなかインパク
トがあります。
私は熊本出身なので、このチョウは見慣れた虫の一つです。昼下がり、風もぴ
たりとやんで、心なしか蝉時雨も元気がないときに、このチョウが椿の葉に翅を
開いて止まっているのが夏の原風景になっています。
子供の頃はナガサキアゲハは南の蝶でした。多摩動物園昆虫園チョウの温室の
展示アイテムの一つで、家の近所で採った卵や幼虫を送って差し上げたことがあ
ります。
そんなわけで、東京で見かけたのは感慨があります。
[BlueSky: 2453]で話題になった埼玉ではその後どうなったか、知り合いに聞
いてみます。
大塚公雄
東京医科歯科大学
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