[BlueSky: 449] Re:443


[From] GENNGOROU@aol.com [Date] Sun, 15 Aug 1999 03:14:15 EDT



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最後まで保護しなければならない子どもを戦場に追いやる国になったら
  国旗を作ろうが国歌をつくろうが、もう国家じゃない!!
     自分がそういう親だったら狂っていると自覚したい!
               (今の日本ではありません)
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中野さん、こんにちは。

                  ゲンゴロウです。

中野さん【443】
> 私自身、どちらに属するのかよくわかりません。
> 我が子を兵隊にはとられたくない、私の頭の上にテポドンが落ちて
> 欲しくない、そういう、エゴイスティックな人間です。

威張っていいますが「私だってそうです」
私も感情的にはそう考えています。
それに利己主義です!

でも、もしこの気持ちがまったく時代の中では役に立たないとしたら、
考え方、やり方を変えなければならないと思いました。
だって、あの大戦では私より頭の良い家族想いの人々が、我が子を
死の世界に追いやったのですから、そう考えるのが普通だと思います。

> きっと多くの平和主義者がそうではないかと思うのです。
> でも、それではいけないと思うので、こういった場で意見をもらい、
> どうすればいいか考えていきたいと思っています。

問題意識についてちょっと。(余計なことだとは思いますが)
私、大学を卒業したのはもう20年以上前になるのですが、
卒論の中で「問題意識」を扱いました。
今も自分の書いた物が私の「バイブル」になっており、
これに気がついたときが考えることのスタートでした。
その内容は、
「人はある物事に問題意識を持ったとき、すでに答えを見つけている。
  また、答えの見つからないものは問題として意識できない」です。
このことは応用ができ、言い方を変えると、
「解決できないことの中にこそ真実は隠れているのではないか」となります。
それいらい「解決しない問題」を怖がることなく、いらいらせずに、
いくつもの問題を抱えることができました。
困難な問題は、解決する前に問題を意識することだと思います。
よく人から「解決も出来ないことを考えてどうするんだ!」と
言われてしまいますが、
「解決できないから考えているんだ」と心の中でつぶやいています。

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ここから、ズケズケと言わせていただきます。(お覚悟(笑))

genngorou:
> >>まず、妙だと思うことは、、、
> >>「平和」という名の「施設」や「催し」で、その
> >>内容はすべて戦争の傷跡の生々しい写真や手記です。
> >>まるで、平和の定義が「戦争でないとき」というがごとしです。
> >>「これはなに?」と聞かれて、「あれじゃない物」では、
> >>駄目なのではないでしょうか。

中野さん:
> だめなのでしょうか?

はい。

> 私の定義での平和はまさに”戦争でないとき”です。
> もっと具体的に言うと、人間同士が銃器やミサイルを使って
> ドンパチしていない状況、かな。

西部劇なんかで、決闘シーーンを思い浮かべてみると。。。
二人のガンマンが見つめ合って一歩二歩と歩み寄っているときは、
戦(たたか)いのような気がします。
ドンパチと打ち合っているときだけが戦いとは、私には思えません。。。
ガンマンが決闘の前日に銃を手入れしているときは、
もっと前に、決闘相手を選ぶときは?
ガンマンが酒場でくつろぎながら撃ち合いを恐れているときも
私には戦いの一部に見えてしまいます。。。

戦争が起きたときは
「目に見える結果でしかない」のではないのでしょうか。。
「戦争は平和の中から始まっている」なんです。
だとすれば「戦争のない時が平和」は明らかに間違いなんです。
もっというと、
「平和なときに戦争の芽は大きく成長していて、
 目に見える毒の花が咲いたときが戦争」
で、これでは私、息子のために困るんです。

> これでは駄目なのでしょうか?
> もちろん経済戦争、などと言われるように、世の中には武器を使わない戦争も
> たくさん存在するでしょう。
> 場合によっては武器を使わない戦争の方が深刻かもしれない。
> だけど、武器を用いる戦争が行われていない平和を守ることは、
> 今日明日、弾丸にあたって命を失う心配をしなくてもよい、と言うレベルで
> 大切だと思うのです。

「平和を守る」という語句を発見!
その「平和を守る」方法が大切ですよね。
日本の「平和を守る」方法は臨国も平和に、その向こうの国も平和にですし、
平和を甘受する喜びを味わうことが大切で、
他の国の子どもにも味あわせることが大切ですね。
(言っているだけです。実行はしていません。でも思っています。)

わたし、実は、よく分からないので、いま、考え中なのですが、
平和とは平穏無事なことなのだから、秩序が維持されている状態だから、、
秩序の最たる物は人体だから。。。。
戦争は人間の病気のようなものなだから。。。

病気になったときの治療方法も大切ですが、それりも
予防が大切だと思います。
たとえ病気になったとしても早期に治癒する方法が大切でしょう。。
それらは、すべて健康(平和)の中での努力が大切かと。

私たちは子どもに病気の症状を見せるよりも、
「こうやって歯を磨くんだよ」
「汗をかいたら着替えるんだよ」
「手を洗って食べなさい」
「火傷そしたら、とにかく流水で冷やしなさい」とか言います。

平和記念館(健康記念館)に戦争(病気)を展示するだけでは、
駄目なのではないでしょうか。

> こういう議論に慣れていないので、返信のペ_スが遅くなることを
> お許し下さい。

私も、議論は苦手なのです。(黙っちゃうタイプです)
でも、我が子を守りたい一心です。
我が子を守るなら周囲の環境を、周囲の環境にはその周りの環境を
よくしたいんです。
ぜったいに我が子だけが幸せになるなんてことは不可能ですから。
中野さんも同じですよね。(同意を希望)

> もっとたくさんの御意見にレスしたいのだけれど、
> なかなか文章としてまとまりません。
> ゆっくりになると思いますが、ひとつひとつ考えていきたいと思っています。
> よろしくお願いします。

私もだんだんと発言できなくなります。
人間、時間がないときに無理に発言するとかなりきつい表現になるので、
気を付けようと思っています。

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平和に関して書いた文章がありますので、
他のメールで出します。読んでください。

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ゲンゴロウ








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