[BlueSky: 4481] Re:4480 持続可能な開発


[From] "Yoshimura Shigeki" [Date] Mon, 15 Jul 2002 16:51:27 +0900


----- Original Message -----
[BlueSky: 4480] Re:4479 持続可能な開発

> 阿部さんが考えていらしていらしていること、全体をうかがわない
> うちに反論にとれるものをキーワード即応型で送ってしまいました。
> ごめんなさい。
> Yoshimuraさんが、その場に立ち会われていたら、「人の話はよく
> 聴けといってるだけです」と言われちゃうだろうな(^^;。

あのー
「幸せにして貰うと『ありがとう』という感謝の気持が湧きます」
に対して
「いらないものをもらった時でも、ありがとうって言わなきゃいけないの」
というお話は反論でも異論でもなく論理的には「裏」だと思われますので
ごめんなさいというのはおかしいのではないかと思われますが…

----- Original Message -----
[BlueSky: 4479] 持続可能な開発

>  個人的に、この話のサワリを話した人に『要らないモノを貰った
> のに、アリガトウなんて言えない』という反論を戴きました。ごく、
> 真っ当な感覚だと思いました。が、『要らない』と言えないのは何
> 故なんでしょうか?。

ふつうは要るものの中に要らないものが
混じっているからではないでしょうか
抱き合わせ(バンドル)販売とかダブルバインド状況とかいいますが

先月餃子食いたいといったらスーパーで買ったミンチを使ったらしく
味覚も嗅覚も胃袋も反応しませんので吐けずに消化されましたが
吸収されずに皮膚に出たりして痒くて辛い思いをしましたので
ごちそうさまはいえましたがありがとうとはいえないんで
昨日は生協のミンチで作ってもらっておいしくたらふく食いました

でも世のほとんどの人々は吐きもせず痒くもないようなので
今日もまた職場で得体の知れない物質が入ったお菓子を
どうぞ召し上がれとにこにこして配られたりしましたが
ありがとうとはいえずに黙ってもらってお預けたらふく食いました

> モノに付随する心を受け取って消費するのが
> 礼儀だから、と言った処でしょうが、モノ余りの現代には心だけ受
> けとってモノは受け取らない、という姿勢が必要なんだと思います。

お肉だけ受け取って得体の知れない物質を受け取らない
という姿勢は取りたくても取れないことが多いですし
心だけ受け取って物を受け取らないという姿勢も
なかなか難しく心身が捩れるものだと思われます

>
>  もっとも、心を受け取るにはモノを受け取らないといけないので、
> 受け取ったモノが不要な場合には誰かに渡すしかないのでしょう。
> これはモノの遣り取りを通して心の遣り取りは済んでいるので、そ
> の後のモノの処分は受け取った側の自由だ、という考えに基づいて
> います。

それは物と心は別だという信念に基づいていると思われます

>
>  と言う訳で、私なら、要らないモノは受け取った後で、捨てるか、
> 誰かに上げてしまうか、売るか、します。嫌いな人からだったら、
> 初めから貰いません。自分に有用であれば自分で使いますが、誰に
> とっても無価値であれば捨てるしか無いし、自分の周りの誰かに有
> 用であるなら、その誰かに渡すべきでしょう。モノの価値が高けれ
> ば、自分を気にかけて欲しい人には有償で、自分を忘れて欲しい人
> には無償で、としています(逆だと思う人は心理学を勉強して下さ
> い)。また、入手した際に有償であったモノの価格は、以下のよう
> になります(プレゼントの場合は含まず)。
>
> 基本価格=(購入価格−減価償却費+思い入れ)
> 販売価格=基本価格×(1+購入者に自分を気にかけて欲しい割合)
> −1 ≦ 購入者に自分を気にかけて欲しい割合 ≦ 1
> 販売価格 ≦ 購入価格
> 販売時期は一般的には、基本価格 = 購入価格/2となった時
>
>
>  モノ余りの現代日本においては、モノの受け渡しという行為に心
> を感じるべきで、モノ自体に心を付随させる(サインを入れると
> か)べきでは無いのだろうと思います。以上、蛇足でした。

やはり価値を下げるものを混ぜる場合には
アンバンドルできる形で行うべしということだと思われます


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