ゲンゴロウさん、いつもお付き合い下さって
ありがとうございます。田中です。
ゲンゴロウさん：
> そして、過ぎたるは及ばざるがごとしではないで
> すが、他の方法を蹴散らしてしまうような感じを
> 与えてしまうのではないでしょうか。田中さんに、
> それはないと思いますが・・・。
他の方法を蹴散らすつもりは毛頭なく、色々な方法を
くっつけるにはどうしたらいいか、を考えているつもりです。
が、少々言葉が過ぎたかもしれません。
失礼しました。以後気をつけます。
> 即席で具体的な方策も必要ではないかと思います。
> 対策には、短期、中期、長期がありますが、田中
> さんのおっしゃるような「愛」「感謝」は、私も
> 重要な要素だと、常々思っていますが、それは、
> 長期的な対策に入るのではないでしょうか。
おっしゃる通り、私は長期的な対策を意識しています。
地球規模の環境を改善しようとする時には、やはり、
最終的な完成予想図をイメージしておくことは大事だと
思うからです。
人間が考える完成予想図は、描く人によって全く違う
かも知れませんが、自然の摂理が行き着くところは、
ある程度決まっているのではないかと思います。
だとしたら、
「自然の摂理に、どれだけ人間が近付けるか」を目標に
することで、ばらばらな人間の考えをまとめることができます。
そのために、心、愛、感謝、が重要になってくるのだと思います。
その最終目標を達成するために、具体的な短期、中期的な
対策を、その都度講じていけばいいのではないでしょうか。
長野モデルなどの具体的な目標を実現させながら、
長期的な目標を目指すことは、矛盾するものではない
ですよね。この考え方は間違っているでしょうか。
> 大変に素晴らしい内容だと思います。ただ、忘れては
> ならないのは、出来る人には簡単でも、出来ない人に
> は、とても難しいことであるということだと思います。
そう思います。できない人や、やりたくない人に
無理矢理押し付けても、本人は幸せを感じないから
無意味になってしまいますね。
逆に、やりたいと思う人が一人でもいるなら、
それが大きな一歩になると思います。
最初は一人でもいいんだと思います。
> 良い人間ばかりではないと、私は思います。「感謝」
> の気持ちや、「愛」を逆に利用する人間は相対的に登
> 場してくる事実を見逃さないようにしないと、、と私
> は思います。
そうですね。悪人はいなくなりそうもないですね。
でも悪人の心配をして、善人が増えるのを諦めるのは
もったいない・・・！
『過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分だけ』
という言葉を聞いたことがあります。
だから、考え方の違う人を説得する気はありません。
未来を良くしたい、良い自分になりたい、
そう思う人が増えてくれればいいと思うだけです。
> たとえばの例だったのです。なんの例として言ったか
> というと、人間は、全ての動物のことを理解できると
> 考えたら、それが「おごり」だと思うという例です。
> でも、田中さんには、それが分かるというのは、それ
> 自体は否定しません。なぜなら、私に、その能力がな
> いのですから、否定できません。
動物のすべてを理解できると考えるのは、自然の奇蹟を
理解できると考えるのと同じですから、「おごり」ですね。
個人の能力とは関係なしに、私はこう考えています。
人間が心身ともに健康に生きるためには、
清潔な環境と、安全で十分な食べ物が必要です。
人間は環境や食べ物に恵まれない状態を、不幸だと感じます。
この「人間は」を「動物は」や「いきものは」に置き換えても、
何ら差し支えないと思います。
それは、人間の勝手な憶測（おごり）ではなく、
自然の摂理なのではないでしょうか。
> 私は悲観論者ではなく超現実派だと思うのですが・・・。
すみません、悲観論者だというつもりはありませんでした。
ただいつも、ブラックな面についてのゲンゴロウさんのお話を
読んでいると、妙にはっきりした映像が浮かんでしまうので、
ゲンゴロウさんも同じようにはっきりと思い浮かべて書いて
いらっしゃるのかな、と。
いいことを同じようにイメージさせてもらえると嬉しいな、と。
私だけでなく、他の方にもいいイメージが伝わるといいな、と。
そんな感じです。
気をつけると言いながら、また随分言ってしまっている
かもしれません。ご容赦を。
（注）この記事が最新である場合，上記「次の記事へ」はデッドリンクです。